2.17.7 ジャーナルオプション編集ウィザード
- 〈この項の構成〉
(1) [ジャーナルオプション編集]画面
情報設定エリア
Universal Replicatorのジャーナルオプションを変更します。
項目 |
説明 |
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ジャーナルボリューム流入制御 |
ホストI/Oへの応答を遅らせて、ジャーナルボリュームへ更新I/Oの流入を制限します。
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データあふれ監視時間 |
メタデータとジャーナルデータの満杯監視時間を選択します。単位は秒です。選択できる値は0から600で、初期値はジャーナル作成時に設定した値です。[ジャーナルボリューム流入制御]が[無効]の場合、この欄には何も表示されません。 3つのUniversal Replicatorサイトを組み合わせた3DCマルチターゲット構成の場合、正サイトの2つのミラーがActive状態のときに、ジャーナルデータ領域またはメタデータ領域の空き容量が一定量まで減少すると、[データあふれ監視時間]の値に関係なく、ジャーナル内の片方のミラーが障害サスペンドになります。 |
キャッシュモード |
リストアジャーナル内のジャーナルデータをキャッシュに格納するかどうかを選択します。
この設定は、マスタジャーナルでは無効になります。ただし、RAID Managerのhorctakeoverコマンドを使ってマスタジャーナルをリストアジャーナルに変えると、この設定は有効になります。 |
(2) [設定確認]画面
[選択したジャーナル]テーブル
ジャーナルオプションを変更するUniversal Replicatorジャーナルの情報を確認します。
項目 |
説明 |
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ジャーナルID |
ジャーナルのIDが表示されます。 |
属性 |
ジャーナルの属性が表示されます。
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ジャーナルVOL数 |
ジャーナルに登録されているジャーナルボリュームの数が表示されます。 |
ジャーナル容量 |
登録されているジャーナルボリュームの容量が表示されます。ジャーナルボリュームが2個登録されている場合は、2個のジャーナルボリュームの総容量からリザーブジャーナルボリュームの容量を差し引いた容量が表示されます。 |
データVOL数 |
ジャーナルに関連するデータボリュームの数が表示されます。 デルタリシンクを用いる3DCマルチターゲット構成では、デルタリシンク用のミラーではないミラーのジャーナルに登録されているデータボリュームの数が表示されます。デルタリシンク用のミラー(状態が[Hold]、[Holding]、または[Hold(Failure)]のミラー)のジャーナルに登録されているデータボリュームの数は表示されません。 |
データ容量 |
関連するデータボリュームすべての総容量が表示されます。 デルタリシンクを用いる3DCマルチターゲット構成では、デルタリシンク用のミラーではないミラーのジャーナルに登録されているデータボリュームの総容量が表示されます。デルタリシンク用のミラー(状態が[Hold]、[Holding]、または[Hold(Failure)]のミラー)のジャーナルに登録されているデータボリュームの総容量は表示されません。 |
ジャーナルボリューム流入制御 |
ホストI/Oへの応答を遅らせて、ジャーナルボリュームへ更新I/Oの流入を制限するかどうかが表示されます。
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データあふれ監視時間 (秒) |
メタデータとジャーナルデータの満杯監視時間が表示されます。単位は秒です。[ジャーナルボリューム流入制御]が[無効]の場合、[-]が表示されます。 |
キャッシュモード |
リストアジャーナル内のジャーナルデータをキャッシュに格納するかどうかが表示されます。
この設定は、マスタジャーナルでは無効になります。ただし、RAID Managerのhorctakeoverコマンドを使ってマスタジャーナルをリストアジャーナルに変えると、この設定は有効になります。 |