2.13.21 デルタリシンクが失敗したときにエラーを発生させないようにするには
[ミラーオプション編集]画面の[デルタリシンク失敗]オプションで[全てコピー]を指定しておくと、デルタリシンクに必要なジャーナルデータがないときには、プライマリボリュームのデータをすべてセカンダリボリュームにコピーし、エラーを発生させないようにできます。ただし、次の構成の場合には、[デルタリシンク失敗]オプションに[全てコピー]を指定していても、エラーが発生したときプライマリボリュームのデータがセカンダリボリュームにコピーされません。
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デルタリシンク用Universal ReplicatorペアのセカンダリボリュームがShadowImageペアのプライマリボリュームまたはThin Imageペアのプライマリボリュームに割り当てられている場合
また、次の場合は[デルタリシンク失敗]オプションの設定に関わらず、デルタリシンク用Universal Replicatorペアのプライマリボリュームからセカンダリボリュームに、すべてのデータがコピーされることがあります。
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デルタリシンクを実行する前、Universal Replicatorペアとしてプライマリボリュームからセカンダリボリュームへすべてのデータをコピーしているとき、ペア分割によってPSUS状態に遷移したか、または障害によってPSUE状態に遷移した場合