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 リモートレプリケーション クイックリファレンス 


2.12.6 RAID Manager操作時のUniversal Replicatorのトラブルシューティング

RAID Managerを使用したUniversal Replicatorペアの操作でエラーが発生した場合、RAID Managerの画面に出力されるログまたはRAID Managerの操作ログを参照してエラーの要因を特定できることがあります。

〈この項の構成〉

(1) ログファイルを利用してのエラー要因の特定

背景

RAID Managerの操作ログファイルは、デフォルトでは次のディレクトリに格納されます。操作ログ

ログファイルの格納されているディレクトリ:/HORCM/log*/curlog/horcmlog_HOST/horcm.log

*:インスタンス番号

HOST:ホスト名

ログファイルを利用してエラーの要因を特定するには、次の手順に従います。

操作手順

  1. RAID Managerのログファイルを開いて、エラーコードを探します。

    例:11:06:03-37897-10413- SSB = 0xB901,4A96

    右辺の等号(=)の後ろの英数字がエラーコードを示します。コンマ(,)の左側の英数字の下4桁をSSB1(例:B901)、右側の英数字をSSB2とします(例:4A96)。

  2. エラーコードの意味を確認します。

    記載されていないエラーコードについては、お問い合わせください。

(2) RAID Managerの画面に出力されるログでのエラー要因の特定

背景

RAID Managerの画面に出力されるログでエラーの要因を特定するには、次の手順に従います。

操作手順

  1. RAID Managerの画面に出力されたログを参照し、エラーコードを探します。

    RAID Managerの画面に出力されたログの出力例を次に示します。

    [図データ]

    「SSB=」の後ろの英数字がエラーコードを示します。コンマ(,)の左側の英数字の下4桁をSSB1(例:B9E1)、右側の英数字の下4桁をSSB2とします(例:B901)。

  2. エラーコードの意味を確認します。

    記載されていないエラーコードについては、お問い合わせください。