1.9.10 TrueCopyペアを再同期する
背景
ペア再同期は、正サイトのストレージシステムでだけ実行できます。
前提条件
-
必要なロール:ストレージ管理者(リモートバックアップ管理)ロール
-
ペア状態がPSUSまたはPSUEであること。
-
RAID Managerの場合は、pairresyncコマンドを使用すること。
操作手順
-
次のどちらかの方法で、[リモートレプリケーション]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
-
[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[リモートレプリケーション]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
-
[ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[リモートレプリケーション]を選択します。
-
-
[TCペア]タブで再同期したいペアのチェックボックスを選択し、次のどちらかの方法で[ペア再同期]画面を表示します。
-
[ペア再同期]をクリックします。
-
[アクション]メニューから[リモートレプリケーション]‐[ペア再同期]を選択します。
-
-
[選択したペア]テーブルに再同期したいペアが表示されていることを確認します。
-
[プライマリボリュームフェンスレベル]を選択します。
-
コピー優先度を変更したいペアを選択して、[コピー優先度]で再同期の優先順位(スケジューリング順位)を指定します。
-
[コピー速度]で、1回のリモートI/Oでコピーする最大トラックの数を指定します。
-
[完了]をクリックします。
-
[設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
-
[適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。
設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます
- ヒント
-
ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。
-
[タスク]画面で、操作結果を確認します。
実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。
ペアを再同期したら、[リモートレプリケーション]画面で、TrueCopyペアが正しく(PAIR状態に)表示されていることを確認します。
ペア再同期操作の状況を確認するには、Storage Navigatorメイン画面の右上にある更新ボタンをクリックして[リモートレプリケーション]画面の情報を更新するか、[ペアプロパティ参照]画面で詳細な状態情報を表示してください。