1.7.19 TrueCopyとVolume Migrationとの共用に関する注意事項と制限事項
PAIR状態のときに、TrueCopyのボリュームをVolume Migrationのボリュームとして利用する場合の注意事項と制限事項を次に示します。
注意事項
-
ボリューム移動中はI/Oレートを50IOPS未満にしてください。I/Oレートが50IOPS以上だとボリュームを移動できない場合があります。
-
正サイトと副サイトのストレージシステムの間の接続に回線障害などが発生している場合は、回線障害を取り除いてからボリュームを移動してください。
-
プライマリボリュームおよびセカンダリボリュームの両方を、同時に移動させないでください。プライマリボリュームおよびセカンダリボリュームの両方を同時に移動させると、ホストI/Oがタイムアウトになる場合があります。
-
ボリューム移動中にボリュームの状態を変更しないでください。ボリュームの移動中は、ボリュームの状態を変更できない場合があります。
制限事項
-
外部ボリュームまたはDP-VOLを使用している場合、ペアを組んでいる副サイトのストレージシステムのStorage Navigatorの画面にはボリュームを移動する前の情報が表示されます。ボリュームの移動が完了し、TrueCopyペアを分割および再同期するとボリュームの情報が更新されます。