2.15.28 デルタリシンクを実行する
セカンダリボリュームを指定してGADペアを中断(スワップサスペンド)すると、GADペアのセカンダリボリュームのペア状態が、PAIRからSSWSに変わります。ペア状態がSSWSに変わると、デルタリシンク用URペアがURペアに変わり、GADのセカンダリボリュームからURのセカンダリボリュームへコピーが始まります。これをデルタリシンクデルタリシンクと呼びます。
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前提条件
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ペア状態およびミラー状態が次のとおりであること。
ペアの種類
ペア状態
ミラー状態
P-VOL
S-VOL
マスタジャーナル
リストアジャーナル
GADペア
PAIR
PAIR
非該当
非該当
URペア
PAIR
PAIR
PJNN
SJNN
デルタリシンク用URペア
PSUS
SSUS
PJNS
SJNS
- (凡例)
P-VOL:プライマリボリューム
S-VOL:セカンダリボリューム
- メモ
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Storage Navigatorを使用する場合は、デルタリシンク用URペアの状態がHOLDであることを確認してください。
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URペアのすべての差分データが、正サイトのジャーナルに格納されていること。
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URペアのプライマリボリュームとセカンダリボリューム間でデータを転送できる状態であること。
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URペアとデルタリシンク用URペアのセカンダリボリュームの数が同じであること。
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GADの副サイトとURの副サイトの間のリモートパスに障害が発生していないこと。
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URペアを作成したあとで、サーバからGADペアのプライマリボリュームまたはセカンダリボリュームへ、2分程度I/Oを発行し続けていること。
コマンド例
pairsplit -g oraHA -RS -IH1