1.5.2 TrueCopyのペアボリュームの要件
TrueCopyボリュームの要件を示します。
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TrueCopyペア1つにつき1ボリュームだけ割り当てられます。
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セカンダリボリュームはプライマリボリュームと同じサイズであること。
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TrueCopyではプライマリボリュームとセカンダリボリュームの間に1対1の関係が必要です。1個のプライマリボリュームを複数のセカンダリボリュームにコピーすることはできません。また、複数のプライマリボリュームを1個のセカンダリボリュームにコピーすることもできません。
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論理ユニット(LU)タイプ
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TrueCopyはOPEN-Vをサポートします。
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TrueCopyのペアボリュームは同じタイプと容量を持つLUで構成すること。プライマリボリュームとセカンダリボリュームのLUタイプはStorage NavigatorまたはRAID Managerで確認できます。
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TrueCopyはファイル単位ではなくボリューム単位でコピーするため、マルチボリュームのファイルには特に注意してください。マルチボリュームのファイル(例:複数のボリュームにわたる大容量のデータベース)をコピーしたり回復したりする場合は、ボリュームのすべてのファイルがTrueCopyのセカンダリボリュームにコピーされたことを確認してください。
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TrueCopyのペアボリュームはTrueCopy以外のプログラムプロダクトとも共用できます。
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TrueCopyはVirtual LUN(VLL)もサポートします。これによって標準LUより小さいLUを構成できます。VLLVLLボリュームをTrueCopyペアに割り当てる場合は、プライマリボリュームと同じ容量のセカンダリボリュームを指定してください。プライマリボリュームとセカンダリボリュームのLUはStorage NavigatorまたはRAID Managerで確認できます。