1.8.1 無効なモニタリングデータの原因
CSVファイルに保存されたモニタリングデータの値が0未満の場合の原因を説明します。
モニタリングデータの値 |
解説 |
---|---|
CSVファイルを開くと、モニタリングデータの値が「-1」になっていることがある |
|
CSVファイルを開くと、モニタリングデータの値が「-3」になっていることがある |
IOPSが0の場合、LU、LDEV、Port、WWN、外部接続ボリュームのモニタリングデータに含まれる[レスポンスタイム]の値は「-3」になります。IOPSが0のため、平均レスポンスタイムが無効な値であることを意味します。 |
CSVファイルを開くと、モニタリングデータの値が「-4」になっていることがある |
エクスポートツールに指定したモニタリングデータの採取期間が、実際に蓄積されたモニタリングデータの採取期間から外れている場合、モニタリングデータを採取できません。モニタリングデータの採取中にSVPのデータが更新されると、指定した期間の開始時間付近のデータが「-4」になります。 |
CSVファイルを開くと、モニタリングデータの値が「-5」になっていることがある |
CU番号がモニタリング対象外の場合、Performance MonitorはそのCUのモニタリングデータを採取できません。 この場合、PG、LDEV、LU、RCLU、RCLDEV、URLU、およびURLDEVオペランドを指定したとき、モニタリングデータの値は「-5」になります。この問題を解決するためには、CUをモニタリング対象にしてください。エクスポートツールからモニタリング対象の設定はできません。 ただし、RemoteCopy、UniversalReplicator、またはURJNLオペランドを指定したとき、CU番号がモニタリング対象外でも「-5」になりません。この場合、モニタリング対象のCUのデータが合計されてCSVファイルに出力されます。 |