1.6.2 エクスポートツールの要件
エクスポートツールを利用するには、次の4つが必要です。
WindowsコンピュータまたはUNIXコンピュータ
エクスポートツールは、WindowsコンピュータまたはUNIXコンピュータ上で稼働します。ただし、WindowsおよびUNIXの種類には制限があります。エクスポートツールは、Storage Navigatorがサポートしていない種類のWindowsコンピュータおよびUNIXコンピュータでは利用できません。Storage NavigatorがサポートしているWindowsコンピュータおよびUNIXコンピュータの種類については、マニュアルHitachi Device Manager - Storage Navigatorユーザガイドを参照してください。
Java Runtime Environment(JRE)
エクスポートツールを利用するには、WindowsコンピュータまたはUNIXコンピュータにJava Runtime Environment(JRE)をインストールする必要があります。例えば、Storage Navigatorが稼働しているコンピュータにはすでにJREがインストールされているので、エクスポートツールをインストールして利用できます。もしStorage Navigatorがインストールされていなくても、一定のバージョンのJREがインストールされているコンピュータなら、エクスポートツールをインストールして利用できます。
- ヒント
-
エクスポートツールを利用するために必要となるJREのバージョンは、Storage Navigatorを利用するために必要となるJREのバージョンと同じです。具体的なバージョン番号については、マニュアルHitachi Device Manager - Storage Navigatorユーザガイドを参照してください。
エクスポートツール専用のユーザID
エクスポートツールを利用したい場合は、あらかじめエクスポートツール専用のユーザID(ユーザアカウント)を作成しておく必要があります。エクスポートツール専用のユーザIDには、ストレージ管理者(パフォーマンス管理)のロールだけを割り当ててください。ストレージシステムの管理のため、ストレージ管理者(パフォーマンス管理)ロール以外のロールをエクスポートツール専用のユーザIDに割り当てないことを推奨します。ストレージ管理者(パフォーマンス管理)のロールが割り当てられたユーザは次の操作ができます。
-
モニタリングデータをファイルに保存する
-
モニタ間隔を変更する
-
setサブコマンドを使用してモニタリングを開始・停止する
ユーザの作成方法については、マニュアルHitachi Device Manager - Storage Navigatorユーザガイドを参照してください。
エクスポートツールのプログラム
エクスポートツールは、プログラムプロダクト用のメディアに格納されています。エクスポートツールをWindowsコンピュータ、UNIXコンピュータにインストールします。