2.7.6 [ローカルレプリカオプション編集]画面
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[SI/TIシステムオプション]テーブル
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テーブル
項目
説明
システムオプション
システムオプションが表示されます。システムオプションの横の数字はシステムオプション番号を示します。
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[Swap & Freeze](#1):Quick Restore直後のデータをそのままの状態で保存したいときに使用します。このオプションを有効にしてQuick Restoreを実行すると、Quick Restoreを実行したあとの更新コピーが抑止され、ペア状態がPAIRになったペアのセカンダリボリュームが更新されないでそのままの状態で保存されます。
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[Host I/O Performance](#2):ボリュームのコピー時間よりもホストI/Oのレスポンスを重視したい場合に使用します。このオプションを有効にすると、コピー処理の実行が抑えられ、ホストI/Oのレスポンスが改善されます。
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[Nondisruptive Migration Data Consistency](#16):データ移行中に最新データが移行先ストレージシステムと移行元ストレージシステムに分散することなく、移行元ストレージシステムに最新のデータを保持できます。
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[進捗率表示](#17):カスケード属性が無効なThin Imageペアにおいて、Storage Navigator([ペア一致率参照]画面の[一致率(%)])またはRAID Managerのペア一致率に表示される内容を、一致率から進捗率に切り替えます。ただし、このオプションを有効にしても進捗率が表示されるのは、ペア状態がCOPY、RCPY、またはSMPL(PD)の場合に限ります。
このオプションが有効時に表示される内容をペア状態により次に示します。
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ペアの状態がCOPY、RCPY、またはSMPL(PD)の場合
それぞれの処理の進捗率が表示されます。
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ペアの状態がPAIR、PSUS、またはPSUE の場合
現在のセカンダリボリュームと1 つ新しい世代のセカンダリボリュームとを比較したときの一致率が表示されます。最新世代の場合は、セカンダリボリュームとプライマリボリュームを比較した一致率が表示されます。
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[Copy Pace Ext. Slower1](#20)
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[Copy Pace Ext. Slower2](#21)
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[Copy Pace Ext. None](#22)
ペア状態がPAIRになった状態でのコピー量を抑えることで、ホストサーバのI/O性能への影響を抑えます。このオプションは、ペア状態がPAIRになっているすべてのペアに対して有効です。ホストサーバのI/O性能への影響を抑える効果は、Copy Pace Ext. Slower1、Copy Pace Ext. Slower2、Copy Pace Ext. Noneの順で大きくなります。
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[Quick/Steady Split多重化(ShadowImage)](#24):ShadowImageペアの分割を高速化します。
1ペア当たりのコピー処理の多重度(同時にコピーを実行できるジョブ数)が1から24になります。
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[Reverse Copy多重化(ShadowImage)](#25):ShadowImageペアの再同期(セカンダリ > プライマリ)を高速化します。
1ペア当たりのコピー処理の多重度(同時にコピーを実行できるジョブ数)が1から24になります。
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[Normal Resync多重化(ShadowImage)](#26):ShadowImageペアの再同期(プライマリ > セカンダリ)を高速化します。
1ペア当たりのコピー処理の多重度(同時にコピーを実行できるジョブ数)が1から最大24になります。
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[シェアドメモリ空き容量警告のアラート通知を抑止](#30):SIMコード603000のアラート通知を抑止します。
状態
システムオプションの状態が表示されます。
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[有効]:システムオプションは有効です。
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[無効]:システムオプションは無効です。
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ボタン
項目
説明
有効
有効にしたいシステムオプションを選択してクリックすると、[状態]列が[有効]になります。
無効
無効にしたいシステムオプションを選択してクリックすると、[状態]列が[無効]になります。