2.11.8 プールを回復する(プールの閉塞を解除する)
背景
この操作は障害回復のために実施します。通常はこの操作を実施しないでください。
プールの回復はプール使用量、または仮想ボリューム使用量に応じて時間が掛かります。回復時間の目安は100TB(プール使用量、または仮想ボリューム使用量)で20分です。ストレージシステムの負荷によって20分以上掛かることがあります。
前提条件
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必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
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RAID Managerの場合は、raidcom modify pool -status nmlコマンドを使用すること
操作手順
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次のどれかの方法で、[プール]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
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[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[DPプール]を右クリックし、[System GUI]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
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[ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択します。
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[プール]タブで、回復するプールのチェックボックスを選択します。
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次のどちらかの方法で、[プール回復]画面を表示します。
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[プール]タブで[他のタスク]‐[プール回復]をクリックします。
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[アクション]メニューから[プール管理]‐[プール回復]を選択します。
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[プール回復]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
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[適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。設定した内容はタスクとして キューイングされ、順に実行されます。
- ヒント
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ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリック した後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。
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[タスク]画面で、操作結果を確認します。実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したり、キャンセルしたりできます。
[プール回復]画面については、システム構築ガイドを参照してください。