1.6.22 ShadowImageシステムの物理デバイスおよび論理デバイスの保守
物理デバイスおよび論理デバイスの保守を実行するときは、ペアやペア操作が影響されないかどうかチェックするために、次のことを確認してください。
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I/O負荷が高いときにVSP G130, G150, G350, G370, G700, G900、VSP F350, F370, F700, F900およびVSP E990のキャッシュメンテナンスが実行されると、1つ以上のShadowImageペアがサスペンドすることがあります。キャッシュの保守を実行する前に、I/O負荷を抑えてください。
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ShadowImageで使用されているLDEVを含む物理デバイスは、個別にペア操作とペア状態の保守ができます。保守によるShadowImageへの影響はありません。
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物理デバイスで障害が発生した場合、コピー速度は落ちますがペア状態は障害が発生する前と変わりません。
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物理デバイスの障害によってダイナミックスペアリングまたは自動コレクションコピーが動作しても、ペアの状態に影響はありません。
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LDEVの障害が発生した場合、システムはペアをサスペンドします。
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ShadowImageのペアで使用しているLDEVに対する保守は制限されます。ただし、PSUE状態のペアだけが使用しているLDEVに対しては、保守閉塞、フォーマット、および回復が実行できます。