2.2.14 Thin Imageペアとプールの関係
Thin Imageでは、取得したスナップショットデータをDPプール(Storage Navigatorでは、[プールタイプ]が[Dynamic Provisioning]、RAID Managerでは、raidcom get pool -key optで表示される、raidcom add dp_poolで作成したプール)またはThin Imageプール(Storage Navigatorでは、[プールタイプ]が[Thin Image]、RAID Managerでは、raidcom get pool -key optで表示される、raidcom add snap_poolで作成したプール)に格納します。このマニュアルでは、特に断りがない場合、DPプールおよびThin Imageプールをまとめて「プール」と呼びます。プールは、複数のプールボリュームから構成されており、実際にはスナップショットデータはプールボリュームに格納されます。Thin Imageペアとプールの関係を次の図に示します。
Thin Imageを使用するためには、必ずプールを作成してください。プールに登録するプールボリュームは、運用中でも追加したり削除したりできます。また、プール自体を削除する場合は、Thin Imageペアをすべて削除する必要があります。
- メモ
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1つのプールに対して、最大1,024個のプールボリュームを登録できます。なお、1つのストレージシステム内で作成できるプールは、Dynamic Provisioning、Dynamic Tiering、active flash、およびThin Imageが使用する各プールを合わせて、VSP G130、VSP G150、VSP G350、VSP G370、VSP G700、VSP F350、VSP F370、およびVSP F700の場合は最大64個、VSP G900およびVSP F900の場合は最大128個です。