2.11.12 関連コンテンツ(プールと仮想ボリュームを管理する)
- 〈この項の構成〉
(1) プールフォーマット済み容量
プールのフォーマット済み容量とは、プール空き領域の容量のうち、初期化されたプール空き領域の容量のことです。プールのフォーマット済み容量については、システム構築ガイドを参照してください。
次の場合はプールの空き領域がフォーマットされません。この場合、プールの空き容量が増加しないことがあります。
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選択したプール以外のプールをフォーマットしている。
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プールの使用率が警告しきい値を超過しそうになっている。
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選択したプールが閉塞している。
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ストレージシステムのI/O負荷が高い。
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キャッシュメモリが閉塞している。
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選択したプールのプールボリュームが閉塞している。
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選択したプールのプールボリューム(外部ボリューム)が閉塞している。
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選択したプールのプールボリュームにコレクションアクセスが行われている。
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プール空き領域のフォーマット機能が動作していない。
また、次の場合、プールのフォーマット済み容量が減少することがあります。
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新規ページの割り当てが行われている。
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コレクションコピーが行われている。