3.2.11 シュレッディング結果をダウンロードしたファイルで確認する
背景
[LDEV消去]画面にある[選択したLDEV]で[データ出力]に[する]を指定した場合、シュレッディングの実行結果が圧縮ファイルで管理クライアントに保存できます。シュレッディング結果のファイルを参照する方法を次に示します。
前提条件
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必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
操作手順
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次のどちらかの方法で、データ消去結果を選択します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
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[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[その他の機能]を選択します。[レポート]メニューから[データ消去結果]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
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[レポート]メニューから[データ消去結果]を選択します。
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最新の結果のファイルをダウンロードする場合は、[最新結果ダウンロード]を選択します。過去10回分の実行結果のファイルをダウンロードする場合は、[その他結果ダウンロード]を選択します。
ダウンロードの準備が完了したことを示すメッセージが表示されます。
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[OK]をクリックします。
ファイルの格納先を指定する画面が表示されます。
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ファイルの格納先を指定します。
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[保存]をクリックします。
圧縮ファイルがダウンロードされます。
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圧縮ファイルを解凍します。
- 〈この項の構成〉
(1) シュレッディングの実行結果を確認するファイル
シュレッディングの実行結果は、バイナリファイルとテキストファイルで確認できます。シュレッディングされたボリュームのLDKC番号、CU番号、LDEV番号および、ダミーデータの書き込み回数は、バイナリファイルの名前でわかります。例えば、「00-01-11-03.bin」という名前のバイナリファイルがある場合は、LDKC番号が00、CU番号が01でLDEV番号が11のボリュームにダミーデータが3回書き込まれています。バイナリファイルの中には、シュレッディング終了後のボリューム(LDEV)の先頭から512バイト分のデータが格納されています。
テキストファイルのファイル名は次のように表示されます。
shred_シュレッディングの終了時刻.txt
テキストファイルには、次に示すシュレッディングの概略情報が記述されています。
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シュレッディングの実行結果
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ダミーデータの内容
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シュレッディングされたボリューム
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シュレッディングの実行開始および終了時刻