Hitachi

 ボリュームセキュリティ クイックリファレンス 


3.2.14 関連コンテンツ(Volume Shredderでシュレッディングを実行する)

〈この項の構成〉

(1) LDEV消去ウィザード

(a) [LDEV消去]画面

[図データ]

[選択したLDEV]テーブル

  • テーブル

    項目

    説明

    LDEV ID

    LDKC、CU、およびLDEV番号が表示されます。

    LDEV名

    LDEV名は32文字以下の半角英数字で表示されます。英字は、大文字・小文字が区別されます。

    パリティグループID

    パリティグループIDが表示されます。

    プール名(ID)

    プールボリュームが表示されます。括弧内の番号はプールIDです。

    容量

    LDEVの容量が、[オプション]をクリックして[容量単位]で選択した単位で表示されます。

    プロビジョニングタイプ

    LDEVの種別が表示されます。

    [Basic]:内部ボリュームです。

    [External]:外部ボリュームです。

    DP]:DP-VOLです。

    属性

    LDEVの属性が表示されます。

    [コマンドデバイス]:コマンドデバイス属性が設定されています。

    [SLU]:SLU属性が設定されています。

    [データダイレクトマップ]:データダイレクトマップ属性のボリュームが設定されています

    [-]:属性は設定されていません。

    データ出力

    [する]:ボリュームのシュレッディング結果がファイルに保存されます。

    [しない]:ボリュームのシュレッディング結果がファイルに保存されません。

  • ボタン

    項目

    説明

    データ出力設定

    ボリュームのシュレッディング結果をファイルに保存します。なお、シュレッディング結果をファイルに保存できるボリュームの数は最大で3個です。

    データ出力取り消し

    ボリュームのシュレッディング結果ファイルに保存しません。

[書き込みデータパターン]テーブル

  • テーブル

    項目

    説明

    書き込み順

    書き込みする順番が表示されます。

    データパターン

    書き込みに使用されるダミーデータの内容が表示されます。

  • ボタン

    項目

    説明

    データパターン編集

    [書き込みデータパターン編集]画面を表示します。

(b) [設定確認]画面

[LDEV消去]確認画面は、[LDEV消去]設定画面で設定した内容をシステムに適用する前に表示されます。

[図データ]

[選択したLDEV]テーブル

項目

説明

LDEV ID

LDKC、CU、およびLDEV番号が表示されます。

LDEV名

LDEV名は32文字以下の半角英数字で表示されます。英字は、大文字・小文字が区別されます。

パリティグループID

パリティグループIDが表示されます。

プール名(ID)

プールボリュームが表示されます。括弧内の番号はプールIDです。

容量

LDEVの容量が、[オプション]をクリックして[容量単位]で選択した単位で表示されます。

プロビジョニングタイプ

LDEVの種別が表示されます。

[Basic]:内部ボリュームです。

[External]:外部ボリュームです。

DP]:DP-VOLです。

属性

LDEVの属性が表示されます。

[コマンドデバイス]:コマンドデバイス属性が設定されています。

[SLU]:SLU属性が設定されています。

[データダイレクトマップ]:データダイレクトマップ属性のボリュームが設定されています

[-]:属性は設定されていません。

データ出力

[する]:ボリュームのシュレッディング結果がファイルに保存されます。

[しない]:ボリュームのシュレッディング結果がファイルに保存されません。

[書き込みデータパターン]テーブル

項目

説明

書き込み順

書き込みする順番が表示されます。

データパターン

書き込みに使用されるダミーデータの内容が表示されます。

結果

シュレッディングの結果が表示されます。

  • [‐]

    タスクが実行されていません

  • [正常]

    シュレッディングが正常終了しました

  • [書き込み中]

    シュレッディングが実行中です

  • [未実行]

    指定されたパラメータに従ってシュレッディングが実行されていません

  • [中断終了]

    シュレッディングが中断されました

  • [シュレッディング異常]

    シュレッディングが異常終了しました

  • [シュレッディングデータ転送エラー]

    シュレッディング結果のファイル出力に失敗しました

  • [シュレッディングデータベリファイエラー]

    シュレッディング結果のファイルの検証中に異常が見つかりました

  • [実データなし]

    使用していないDP-VOLに対してシュレッディングを実行し、そのボリュームの結果ファイルを参照した場合、[実データなし]の終了状態が表示されます。この場合、使用していないDP-VOLだけ、ダミーデータの書き込み処理は実行しません。ただし、シュレッディングの対象のボリュームに、使用しているDP-VOL、通常の内部ボリューム、および外部ボリュームが含まれていた場合、これらのボリュームに対して、ダミーデータの書き込み処理を実行します。

(2) [書き込みデータパターン編集]画面

[書き込みデータパターン編集]画面では、シュレッディングを実行するときの条件(シュレッディング条件)を設定できます。

[図データ]

項目

説明

データパターン

  • [デフォルトパターン(00-FF-00)]:デフォルトの設定が適用されます。デフォルトの設定では、ボリュームのデータを消去するためのダミーデータの書き込みは3回実行されます。1回目と3回目の書き込みのダミーデータは16進数の「00」、2回目の書き込みのダミーデータは16進数の「FF」に設定されています。

  • [データパターン(ユーザ設定)]:シュレッディングの設定内容をカスタマイズできるようにします。[データパターン(ユーザ設定)]を選択した場合は、ダミーデータの内容と書き込み回数を手動で設定する必要があります。

ランダム値

Volume Shredderが任意に選んだ4桁の16進数がダミーデータとして書き込みに使用されます。

定義値

テキストボックスに入力したデータがダミーデータとして書き込みに使用されます。テキストボックスには、16進数でダミーデータを入力します。0から9までの半角数字およびAからFまでのアルファベットが使用できます。最大4桁まで入力できます。

[追加]ボタン

ダミーデータを表に追加します。ダミーデータは、表の上から順に登録されます。

[データパターン(ユーザ設定)]テーブル

  • テーブル

    項目

    説明

    書き込み順

    書き込みする順番が表示されます。

    データパターン

    書き込みに使用されるダミーデータの内容が表示されます。

  • ボタン

    項目

    説明

    クリア

    設定したデータパターンを消去します。テーブルの最下行のデータパターン「00」は消去されません。

(3) [データ消去タスク中断]画面

[図データ]

実行中のデータ消去タスクを中断します。

項目

説明

タスク名

データ消去タスクを中断するタスク名称を入力します。半角英数字および記号を最大32文字入力できます。英字の場合は、大文字および小文字が区別されます。