Hitachi

 ボリュームセキュリティ クイックリファレンス 


1.2.1 システムの要件

格納データ暗号化機能を使用して、データを暗号化するためのシステム要件を以下に示します。

項目

必要事項

ファームウェアバージョン

  • SVPあり構成でEncryption License Keyを使用する場合

    88-00-0x以降のDKCMAINファームウェア

  • SVPなし構成でEncryption License Keyを使用する場合

    88-03-2x-xx以降のDKCMAINファームウェア

ライセンスキー

Encryption License Keyプログラムプロダクトのライセンスキーが必要です。

ロール

暗号化の設定および解除、暗号化鍵をバックアップおよびリストアするには、セキュリティ管理者(参照・編集)ロールが必要です。

SVP

Storage Navigatorを用いて、Encryption License Keyを使用するにはSVPが必要です。また、鍵暗号化鍵を鍵管理サーバで保護する場合、SVPは常に起動している必要があります。

DNSサーバ

鍵管理サーバに、IPアドレスではなくホスト名を指定して接続する場合は、DNSサーバの設定が必要です。DNSサーバのIPアドレスをSVPに設定してください。

ホストのプラットフォーム

すべてのプラットフォームがサポートされています。

データボリューム

すべてのボリュームタイプおよびすべてのエミュレーションタイプがサポートされています。

データを暗号化できるのは、ストレージシステムの内部ボリュームだけです。外部ボリュームは暗号化できません。

暗号化に対応したディスクボード(EDKB)

暗号化に対応したディスクボードが必要です。