4.3.6 Universal Volume ManagerとVolume Migrationの外部ボリューム運用の流れ
背景
Volume Migrationで外部ボリュームを使用する場合の運用例を、次の図に示します。この図では、マッピングされた外部ボリュームを移動元に、ローカルストレージシステムの内部ボリュームを移動先に、それぞれ設定しています。またこの図では、外部ボリューム内の既存のデータをローカルストレージシステムの内部ボリュームに移動させています。
図で示した運用の流れを次に説明します。
操作手順
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Universal Volume Managerを使って、外部ストレージシステムのボリュームをローカルストレージシステムのボリュームとしてマッピングします。
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マッピングした外部ボリュームと同じ容量の内部ボリュームを用意します。
必要に応じてVLL機能を使用し、ボリュームの容量を調整してください。VLL機能についてはシステム構築ガイドを参照してください。
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マッピングされた外部ボリュームを移動元(ソースボリューム)に、ローカルストレージシステムの内部ボリュームを移動先(ターゲットボリューム)に設定します。
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Volume Migrationの移動機能を使って、外部ボリュームのデータをローカルストレージシステムの内部ボリュームに移動させます。
Volume Migrationの詳細については、Volume Migrationユーザガイドを参照してください。
- メモ
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Dynamic Provisioning、Dynamic Tiering、およびactive flashの仮想ボリュームを使用する場合は、4.3.7 Universal Volume Managerと仮想ボリュームを併用してボリュームコピーする場合の注意事項を参照してください。