1.12.5 ストレージシステムのファイバチャネルポートにデータ転送速度を設定する
前提条件
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必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
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ホストがI/O 処理を実行していないこと。
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ホストリザーブ(マウント)状態ではないこと。
操作手順
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次のどちらかの方法で、[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
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[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
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[ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択します。
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[ポート]タブを選択します。
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設定対象のポート名を選択します。
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次のどちらかの方法で、[ポート編集]画面を表示します。
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[ポート編集]をクリックします。
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[アクション]メニューから[ポート/ホストグループ管理]-[ファイバ]-[ポート編集]を選択します。
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[ポート編集]画面で、[ポートスピード]のチェックボックスを選択して希望のデータ転送速度を選択します。
ファイバチャネルポートのデータ転送速度を選択します。[Auto]を選択した場合、転送速度はストレージシステムによって自動的に4Gbps、8Gbps、16Gbps、または32Gbpsに設定されます。
- 注意
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HBAやスイッチが4Gbps対応であれば、CHB(FC)(ファイバチャネルのチャネルボード)のポート転送速度を4Gbpsに固定して使用してください。
HBAやスイッチが8Gbps対応であれば、CHB(FC)のポート転送速度を8Gbpsに固定して使用してください。
HBAやスイッチが16Gbps対応であれば、CHB(FC)のポート転送速度を16Gbpsに固定して使用してください。
HBAやスイッチが32Gbps対応であれば、CHB(FC)のポート転送速度を32Gbpsに固定して使用してください。
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Auto Negotiationの設定が必須の場合は、Server reboot時にリンクアップ不可となるおそれがあります。チャネルランプを確認して、点滅状態であれば、ケーブルを抜き差しして復旧してください。
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CHB(FC)のポート転送速度を[Auto]にした場合、接続機器によっては最高速度で転送できない場合があります。
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ストレージシステム、HBA、またはスイッチを起動するときは[ポート]リストに表示される[ホストスピード]で転送速度を確認してください。転送速度が最高速度と異なる場合は、右側のリストから最高速度を選択するか、ケーブルを抜き差ししてください。
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[ポートスピード]に指定できる転送速度は、ストレージシステムのファイバチャネルポートの種類と[接続形態]に指定するトポロジとの組み合わせによって制限されます。指定できる指定値の組み合わせ、および[接続形態]についての詳細および設定方法については関連項目を参照してください。
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[完了]をクリックします。
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[設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
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[適用]をクリックします。
タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、[タスク]画面が表示されます。