Hitachi

 ボリューム管理 クイックリファレンス


1.13.8 ホストグループを削除する

背景

注意

ホストグループを削除する前に、有効に設定されているホストモードオプションを無効にしてください。

ホストモードオプション51、67が有効に設定されている場合、プログラムバージョン88-06-0X-XX/XX以降(VSP G130, G150, G350, G370, G700, G900およびVSP F350, F370, F700, F900の場合)または93-02-0X-XX/XX以降(VSP E990の場合)ではホストグループの削除操作が失敗します。

ホストモードオプション51、67の設定を変更する場合、リンクダウン/リンクアップが発生します。このため、ホストに接続した状態で、該当するCHB のポート設定を変更する場合、ホストへの影響を確認してから、I/O 負荷が少ない時間帯に保守操作を実施してください。

ヒント

ホストグループのうち、ホストグループ0を削除すると、ホストグループ0に属しているWWNはすべて削除され、ホストグループ0に関連するLUパスもすべて削除されます。また、ホストグループ0のホストモードは「00 [Standard]」に設定されて、ホストグループ名も初期化されます。ホストグループ0からWWNとLUパスをすべて削除したい場合は、関連項目を参照してください。

注意

仮想属性がGAD予約のLDEVへのパスが定義されているホストグループを削除する場合、ホストグループ内のLDEV数は、100個以内にしてください。ホストグループ内のLDEV数が多いと、ホストグループの削除に失敗するおそれがあります。

仮想属性がGAD予約のLDEVが定義されているポートに対する操作で、一度に指定するポート数は1ポートとしてください。仮想属性がGAD予約のLDEVが定義されているパスを含むポートに対して、一度に複数のポートを指定して、ホストモードの変更、ホストグループの削除、コマンドデバイスの設定、トポロジの変更、AL-PAの変更、データ転送速度を変更すると、操作が失敗するおそれがあります。

前提条件

操作手順

  1. 次のどれかの方法でタブを表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択します。[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]画面で、[ホストグループ / iSCSIターゲット]タブを選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • ストレージシステムの全ホストグループを表示する場合、[ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択します。[ホストグループ / iSCSIターゲット]タブを選択します。

    • ポート単位でホストグループを表示する場合、[ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択し、削除対象のホストグループが設定されているポートを選択します。[ホストグループ]タブを選択します。

  2. 削除対象のホストグループ名のチェックボックスを選択します。

  3. 次のどちらかの方法で、[ホストグループ削除]画面を表示します。

    • [他のタスク]-[ホストグループ削除]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[ポート/ホストグループ管理]-[ファイバ]-[ホストグループ削除]を選択します。

  4. [ホストグループ削除]画面で、設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

    行のラジオボタンを選択して[詳細]をクリックすると[ホストグループプロパティ]画面が表示されます。

  5. [ホストグループ削除]画面の[適用]をクリックします。

    削除してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます。

  6. [OK]をクリックしてメッセージを閉じます。

  7. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。