2.4.8 Dynamic Tieringの階層割り当てポリシーごとの性能不足への対処
階層の性能不足によって、仮想ボリュームに設定した階層割り当てポリシーに従ってページが配置されない場合があります。この場合、各階層の性能比に応じてページが配置されます。
階層割り当てポリシーごとに、次の表に示すとおりに、各階層への割り当て容量が決定されます。
階層割り当てポリシー |
割り当て容量を決定する際の考慮事項 |
---|---|
[All(0)] [Level2(2)] [Level4(4)] |
階層の容量および性能ポテンシャル |
[Level1(1)] [Level3(3)] [Level5(5)] |
階層の容量 |
[Level6(6)]から [Level31(31)]まで※ |
第1段階:階層の容量 それぞれの階層に割り当てられる容量を次に示します。 階層1の割り当て容量:[階層1 最小]の設定値(%) 階層2の割り当て容量:100(%)から[階層1 最大]の設定値(%)および[階層3 最大]の設定値(%)を差し引いた値(%) 階層3の割り当て容量:[階層3 最小]の設定値(%) |
第2段階:階層の容量および性能ポテンシャル 合計の割当ページ容量から第1段階で割り当てた容量を差し引いた容量が、それぞれの階層に割り当てられます。 |
- 注※
-
階層割り当てポリシーの名称が変更されている場合、変更後の名称が表示されます。