Hitachi

 ボリューム管理 クイックリファレンス


1.12.12 ポートにT10 PIモードを設定する

前提条件

必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール

対象のポート:CHB(FC)(ファイバチャネルのチャネルボード)のポートで、ポート転送速度が16Gbpsおよび32Gbps

注意

あるポートのT10 PIモードを変更する場合、そのポートとペアのポートのT10 PIモードも一緒に変更されます。操作対象のポートおよびペアのポートについて確認してから、T10 PIモードを変更してください。なお、T10 PIモードを変更するポートおよびペアのポートは、同じリソースグループに含めてください。

ペアとなるポート名を次に示します。ペアのポートのどちらか一方の設定を変更すると、対応するポートの設定も変更されます。

  • ポート名の1x、3x、5x、および7x(x:A~M)。例えば、1Aのポートの設定を変更すると、3A、5A、および7Aのポートの設定も変更されます。

  • ポート名の2x、4x、6x、および8x(x:A~M)。例えば、2Bのポートの設定を変更すると、4B、6B、および8Bのポートの設定も変更されます。

メモ

操作対象のポートにT10 PIモードが有効なLDEVへのパスが定義されている場合、ポートのT10 PIモードを無効に設定できません。

操作手順

  1. 次のどちらかの方法で、[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択します。

  2. [ポート]タブを選択します。

  3. 設定対象のポート名を選択します。

    メモ

    複数のポートのT10 PIモードを変更する場合、T10 PIモードが有効なポートと無効なポートを混在させないでください。

  4. 次のどちらかの方法で、[T10 PIモード編集]画面を表示します。

    • [T10 PIモード編集]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[ポート/ホストグループ管理]-[ファイバ]-[T10 PIモード編集]を選択します。

  5. メッセージ画面で、[OK]をクリックします。

  6. [T10 PIモード編集]画面で、[有効]または[無効]を選択します。

  7. [完了]をクリックします。

    [設定確認]画面が表示されます。

  8. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  9. [適用]をクリックします。

    タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、[タスク]画面が表示されます。