Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Solaris用)
- 障害情報は,指定された収集情報出力先ディレクトリに格納してから圧縮するため,情報収集する領域は余裕を持って見積もってください。
- 指定した収集情報出力先ディレクトリがすでにある場合,上書きを確認するメッセージが表示されます。「y」を入力すると,既存のファイルはすべて上書きされます。「n」やそのほかのキーを入力すると,DLMgetrasユティリティは実行されないで終了します。
前回,障害情報を収集したときに作成したディレクトリの名称を変更してからユティリティを実行するか,重複しないディレクトリ名を指定してユティリティを実行してください。- DLMgetrasユティリティで収集したシステムクラッシュダンプのアーカイブを作成する場合は,次の手順を実行してください。
# cd 収集情報出力先ディレクトリ # tar cvfh アーカイブファイル名 ./var # compress アーカイブファイル名- Solaris 11.1以降のrsyslogを使用している環境で,rsyslogのマクロおよびテンプレート機能を使用して,syslogファイル名を決定している場合,DLMgetrasユティリティを実行しても,syslogは採取されません。syslogファイル名にマクロおよびテンプレート機能を使用している場合は,DLMgetrasユティリティで採取した情報のほかにsyslogも同時に採取してください。
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2021, Hitachi, Ltd.