Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Linux®用)
- -f
- 使用中のHDLMデバイスを名称変更の対象にする場合に指定します。
- コマンド実行後にホストの再起動が必要です。
- -o
- 現在のiLUとHDLMデバイス名の対応関係をデバイス名変更定義ファイル(/etc/opt/DynamicLinkManager/dlmchname.conf)に出力します。
- 既存のデバイス名変更定義ファイルは3世代分バックアップされます。
- パラメタを指定しないでdlmchnameユティリティを実行した場合,HDLMが管理するすべてのパスの統計情報(I/O回数,I/O障害回数)の値が初期値(0)になります。
- -fパラメタを指定しない場合,使用中のHDLMデバイス名は変更できません。
- システムディスクのように運用中にオフラインにできないディスクの場合は,-fパラメタを使用してHDLMデバイス名変更ユティリティを実行し,ホストを再起動することで名称を変更できます。
-fパラメタを指定してHDLMデバイスを名称変更した場合,ホストを再起動するまでは次の制限があります。
- dlmcfgmgrユティリティの実行時にエラーが発生します。
- I/Oは変更前のHDLMデバイス名で行われます。
- LVMのボリュームグループを構成しているHDLMデバイスの名称を変更した場合は,dlmchnameユティリティの実行後にvgscanコマンドを実行してください。
- HDLMデバイスが構成されていない場合,dlmchnameユティリティは実行できません。
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