Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(AIX用)
次に示すコマンドに物理ボリュームを指定して実行する場合は,物理ボリューム名ではなくHDLMデバイス名(dlmfdrvn)を指定してください。
HDLMデバイスを構成する物理ボリューム(hdisk)を指定して,次のコマンドを実行しないでください。
上記の不正な操作を避けるために,HDLMデバイスを構成している物理ボリューム(hdisk)に対して,rmdev,chdevおよびボリュームグループ操作コマンドを実行した場合,エラーにするかどうかをHDLM動作ODM設定ユティリティ(dlmodmset)で設定できます。デフォルトは「on」です。
物理ボリュームを指定した操作に対するエラーチェックを有効にする手順を,次に示します。
なお,次に示すHDLMドライバ削除ユティリティ(dlmrmdev)に-Aパラメタを指定して実行すると,手順3から手順6を省略できます。
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlmrmdev -A
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlmodmset -e ondlmodmsetユティリティについては,「7.12 dlmodmset HDLM動作ODM設定ユティリティ」を参照してください。
# umount ファイルシステムのマウントポイント
# lsvg -o
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlmvaryoffvg ボリュームグループ名
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlmrmdevKAPL09012-Iのメッセージが表示された場合は,問題ありません。
# /usr/DynamicLinkManager/bin/dlmcfgmgr
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