9.5.8 #-adsh_spoolfileコマンド(プログラム出力データファイルの割り当てをする)
形式
#-adsh_spoolfile ファイル環境変数定義名
機能
プログラム出力データファイルを割り当てます。
出力ファイルの割り当ては,4,095個まで指定できます。また,1つのジョブステップ内およびジョブステップ外には255個まで指定できます。割り当て方法については,「5.9.3 プログラム出力データファイルの割り当てをする」を参照してください。
引数
- ファイル環境変数定義名
〜<環境変数名>((1〜31バイト))
割り当てたプログラム出力データファイルを識別するキーとなる,ファイル環境変数定義名を指定します。
Windowsの場合,環境設定パラメーターVAR_ENV_NAME_LOWERCASEでENABLEを指定していれば小文字を指定できます。DISABLEを指定していれば小文字は指定できません。
終了コード
終了コード |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了 |
1 |
エラー終了 |
注意事項
#-adsh_spoolfileコマンドで割り当てたパス名を利用して,スプールジョブディレクトリ下にディレクトリを生成しないでください。スプールジョブディレクトリ下にディレクトリが生成されていると,adshhkコマンドでスプールジョブの削除に失敗するなどの予期しない障害が発生することがあります。
スプールジョブ作成抑止機能を使用した場合,#-adsh_spoolfileコマンドは使用できません。使用すると,KNAX6385-Eメッセージを出力して終了します。