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Advanced Shell 


4.4.4 文法をチェックする

ジョブ定義スクリプトファイルの文法をチェックします。ジョブ定義スクリプトの文法が正しいかどうかのチェックだけ行い,実行しません。カバレージを蓄積するオプションを指定しても実行しないため,蓄積しません。adshexecコマンドの-cオプションの指定に相当します。

コンソールは表示されません。エラーはエラーウィンドウに表示されます。

  1. [デバッグ]−[文法チェック]メニューを選択する。

    エディタがデバッグモードになり,文法チェックが開始されます。

    文法チェック時は一瞬,画面が暗くなります。

    • 文法チェック中の表示

      [図データ]

    • 文法チェック終了の表示

      文法エラーがある場合はメッセージ出力ウィンドウにエラー内容が表示されます。

      [図データ]

  2. メッセージ出力ウィンドウの内容を確認する。

    メッセージ出力ウィンドウについては,「4.7.5 メッセージ出力ウィンドウ」を参照してください。

注意事項
  • デバッグモードのときは,メニューがグレーアウトされて[デバッグ]−[文法チェック]は選択できません。

  • ファイル名のないジョブ定義スクリプトファイルに対して文法チェックを実行しようとすると,ファイル名を付けて保存するためのダイアログボックスが表示されます。ジョブ定義スクリプトファイル名(.ash)を付けて保存しないと,文法チェックは実行できません。

  • ジョブ定義スクリプトファイルの内容が更新されている場合,ファイルを更新するかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。更新する場合はファイルを保存して文法チェックを実行してください。