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3.7 ジョブ定義スクリプトの稼働実績情報を出力する

ジョブ定義スクリプトの稼働実績情報は,ジョブで実行した各コマンドの実行時間,CPU時間,出力されたメッセージ,ジョブステップの実行結果などの情報です。ジョブの実行状況の把握や,ジョブの実行遅延の原因の調査などに利用できます。

ジョブ定義スクリプトの稼働実績情報の採取と出力の流れを次に示します。

図3‒4 ジョブ定義スクリプトの稼働実績情報の採取と出力

[図データ]

  1. ユーザーがadshexecコマンドでジョブを実行すると,adshexecコマンドがジョブのジョブ定義スクリプトの稼働実績情報を採取し,スプールのイベントファイルに出力します。

  2. adshevtoutコマンドは,イベントファイル内の,ジョブ定義スクリプトの稼働実績情報をCSV形式で出力します。

    CSV形式のジョブ定義スクリプトの稼働実績情報は,表計算ソフトウェアなどを使用して解析します。

〈この節の構成〉