26.4.3 マルチスレッド対応COBOLプログラムをアプリケーションの主プログラムにする方法
マルチスレッド対応COBOLプログラムに対して,-Main,Systemまたは-Main,V3オプションを指定してコンパイルしたCOBOLプログラムは,アプリケーションの主プログラムになります。この場合,COBOLプログラムがプライマリスレッドになります。
マルチスレッド対応COBOLプログラムがアプリケーションの主プログラムである場合,マルチスレッド対応COBOLプログラムが終了したときに,その中のすべてのスレッドが終了していれば,プロセスが終了します。プログラムの実行が終了するためには,プログラムの実行によって発生したすべてのスレッドが終了する必要があります。
なお,コンパイル時に例外を検知するオプション(-DebugInfオプションなど)を指定した場合,プライマリスレッド内で発生した例外を取得できます。