7.2.2 パラメーター
- -s ホスト名
障害情報を収集するホスト名を指定します。
- -u ユーザー名
ホストへのログインに必要なユーザー名を指定します。
- -p パスワード
ホストへのログインに必要なパスワードを指定します。
- 収集情報出力先フォルダー
HDLM障害情報収集ユーティリティー(DLMgetras)で収集した情報の出力先フォルダーを指定します。指定したフォルダー内に,「表7‒1 HDLM障害情報収集ユーティリティー(DLMgetras)が収集する障害情報の一覧」に示す出力先フォルダーが生成され,各種情報が収集されます。
- -eventlogtime 年/月/日
アプリケーション,システム,およびセキュリティーのイベントログのそれぞれについて,年/月/日で指定した日の0時0分以降のログを取得します。日付は,yyyy/mm/ddの形式で指定します。
- -eventlogsize {all | 最大ファイル長}
- all
すべてのアプリケーション,システム,およびセキュリティーのイベントログを取得します。
- 最大ファイル長
アプリケーション,システム,およびセキュリティーのイベントログのそれぞれについて,最新のものから最大ファイル長で指定したサイズになるまでログを取得します。指定する最大ファイル長の単位はMBです。指定できる値は,1から4096までです。
- -h
DLMgetrasユーティリティーの形式を表示します。
注意事項
-eventlogsize {all | 最大ファイル長} と-eventlogtime 年/月/日は同時に指定できません。
-eventlogsize {all | 最大ファイル長} または-eventlogtime 年/月/日を指定しない場合は,最大8MBのイベントログを収得します。
指定した収集情報出力先フォルダーがすでにある場合,上書きを確認するメッセージが表示されます。「y」を入力すると,既存のファイルはすべて上書きされます。「n」やそのほかのキーを入力すると,DLMgetrasユーティリティーは実行されないで終了します。
前回,障害情報を収集したときに作成したフォルダーの名称を変更してからユーティリティーを実行するか,重複しないフォルダー名を指定してユーティリティーを実行してください。
Windowsでは,ユーザーアカウント制御(UAC)がサポートされています。このため,Administrator以外のユーザーでDLMgetrasユーティリティーを実行する場合は,「管理者:コマンドプロンプト」で実行してください。