Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Windows®用)
ここでは,viewオペレーションのパラメーターを次の順に説明します。
| パラメーターおよび表示される情報 | 表示項目 | 説明 |
|---|---|---|
| -sfunc HDLMの機能設定情報 |
HDLM Version | HDLMのバージョン番号です。 |
| -sfunc HDLMの機能設定情報 |
Service Pack Version | HDLMのSPバージョン番号です。SPがインストールされていない場合は,空白です。 |
| -sfunc HDLMの機能設定情報 |
Load Balance | ロードバランス機能の設定状態です。
|
| -sfunc HDLMの機能設定情報 |
Support Cluster | クラスター対応機能の設定状態※,およびクラスターサーバーの種類です。
|
| -sfunc HDLMの機能設定情報 |
Elog Level | 障害ログ採取レベルです。
|
| -sfunc HDLMの機能設定情報 |
Elog File Size(KB) | 障害ログファイルのサイズです。単位は「キロバイト」です。 |
| -sfunc HDLMの機能設定情報 |
Number Of Elog Files | 障害ログファイル数です。 |
| -sfunc HDLMの機能設定情報 |
Trace Level | トレースの出力レベルです。
|
| -sfunc HDLMの機能設定情報 |
Trace File Size(KB) | トレースファイルのサイズです。単位は「キロバイト」です。 |
| -sfunc HDLMの機能設定情報 |
Number Of Trace Files | トレースファイル数です。 |
| -sfunc HDLMの機能設定情報 |
Path Health Checking | パスヘルスチェック機能の設定状態です。
|
| -sfunc HDLMの機能設定情報 |
Auto Failback | 自動フェールバック機能の設定状態です。
|
| -sfunc HDLMの機能設定情報 |
Remove LU | LUの動的削除機能の設定状態です。 on:有効 off:無効 |
| -sfunc HDLMの機能設定情報 |
Intermittent Error Monitor | 間欠障害監視の設定状態です。
|
| -msrv HDLMマネージャーの情報 |
HDLM Manager | HDLMマネージャーの状態です。 Alive:正常 Dead:停止 |
| Ver | HDLMマネージャーのバージョン番号です。 | |
| WakeupTime | HDLMマネージャーの起動時刻です。 | |
| -adrv HDLMアラートドライバーの情報 |
HDLM Alert Driver | HDLMアラートドライバーの状態です。 Alive:正常 Dead:停止 |
| Ver | HDLMアラートドライバーのバージョン番号です。 | |
| WakeupTime | HDLMアラートドライバーの起動時刻です。 | |
| ElogMem Size | HDLMアラートドライバーの障害ログメモリーのサイズです。単位は「キロバイト」です。 | |
| -pdrv HDLMドライバーの情報 |
HDLM Driver | HDLMドライバーの状態です。 Alive:正常 Dead:停止 |
| Ver | HDLMドライバーのバージョン番号です。 | |
| WakeupTime | HDLMドライバーの起動時刻です。 | |
| -lic HDLMのライセンス情報 |
License Type | ライセンスの種別です。
|
| Expiration | ライセンスの期限です。
|
|
| -audlog 監査ログ採取の設定情報 |
Audit Log | 監査ログ採取の設定状態です。
|
| -audlog 監査ログ採取の設定情報 |
Audit Log Category | 監査ログの出力対象となっている種別を表示します。種別を表す文字列が「,」で区切って表示されます。 ss:StartStop a:Authentication ca:ConfigurationAccess 上記のすべての種別が設定されている場合は「all」が表示されます。 監査ログ採取をしない設定の場合は「-」が表示されます。 |
| -rcm リトライ回数監視機能の設定情報 |
Retry Count Monitor | リトライ回数監視機能の設定状態です。
|
| -lbpathusetimes ロードバランスの同一パス使用回数 |
Times Same Path Was Used | ロードバランスのアルゴリズムに,ラウンドロビン(rr),最少I/O数(lio),または最少ブロック数(lbk)を適用する場合,I/Oに同一のパスを使用する回数です。 LU単位で同一パス使用回数を設定している場合は,値のあとに「*」が付きます。 |
| -expathusetimes 拡張ロードバランスの同一パス使用回数(シーケンシャルI/O) |
Times Same ExPath Was Used | ロードバランスのアルゴリズムに,拡張ラウンドロビン(exrr),拡張最少I/O数(exlio),または拡張最少ブロック数(exlbk)を適用する場合,シーケンシャルI/Oに同一のパスを使用する回数です。 LU単位で同一パス使用回数を設定している場合は,値のあとに「*」が付きます。 |
| -exrndpathusetimes 拡張ロードバランスの同一パス使用回数(ランダムI/O) |
Times Same ExPath Was Used(R) | ロードバランスのアルゴリズムに,拡張ラウンドロビン(exrr),拡張最少I/O数(exlio),または拡張最少ブロック数(exlbk)を適用する場合,ランダムI/Oに同一のパスを使用する回数です。 LU単位で同一パス使用回数を設定している場合は,値のあとに「*」が付きます。 |
| -pstv 物理ストレージシステム情報の表示機能の設定情報 |
Physical Storage View | 物理ストレージシステム情報の表示機能の設定状態です。 on:有効 off:無効 |
PROMPT>dlnkmgr view -sys -sfunc HDLM Version : x.x.x-xx Service Pack Version : Load Balance : on(extended lio) Support Cluster : off Elog Level : 3 Elog File Size(KB) : 9900 Number Of Elog Files : 2 Trace Level : 0 Trace File Size(KB) : 1000 Number Of Trace Files : 4 Path Health Checking : on(30) Auto Failback : off Remove LU : on Intermittent Error Monitor : off KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss PROMPT>
PROMPT>dlnkmgr view -sys -msrv HDLM Manager Ver WakeupTime Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss PROMPT>
PROMPT>dlnkmgr view -sys -adrv HDLM Alert Driver Ver WakeupTime ElogMem Size Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss 128 KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss PROMPT>
PROMPT>dlnkmgr view -sys -pdrv HDLM Driver Ver WakeupTime Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss PROMPT>
PROMPT>dlnkmgr view -sys -lic License Type Expiration Permanent - KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss PROMPT>
PROMPT>dlnkmgr view -sys -audlog Audit Log : off Audit Log Category : - KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss PROMPT>
PROMPT>dlnkmgr view -sys -lbpathusetimes Times Same Path Was Used : 1 KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss PROMPT>
PROMPT>dlnkmgr view -sys -expathusetimes Times Same ExPath Was Used : 100 KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss PROMPT>
PROMPT>dlnkmgr view -sys -exrndpathusetimes Times Same ExPath Was Used(R): 1 KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss PROMPT>
PROMPT>dlnkmgr view -sys -pstv Physical Storage View : off KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss PROMPT>
パス情報を表示する場合,-pathパラメーターと同時に-itemパラメーターや-cパラメーターを指定すると,項目を選択して表示したり,パス情報の概略を表示したりできます。ここでは,それぞれのパラメーターの説明をしたあとに,パス情報の表示項目を説明します。
表6-12 -path -itemパラメーターで選択できる表示項目と指定する後続パラメーター
| 選択できる表示項目 | 後続パラメーター |
|---|---|
| PathID※ | なし |
| PathName | pn |
| DskName | dn |
| iLU | lu |
| ChaPort | cp |
| Status※ | なし |
| Type | type |
| IO-Count | ic |
| IO-Errors | ie |
| DNum | dnu |
| HDevName | hd |
| IEP | iep |
| RCM | rcm |
| HBAPortWWN | hbaportwwn |
| Physical-LDEV | phys |
| Virtual-LDEV | virt |
| Physical-DskName | vid |
| Physical-iLU | vid |
| Physical-ChaPort | vid |
パス情報の表示項目とその説明を「表6-13 パス情報の表示項目」に示します。表の見出しについて,次に説明します。
| 表示項目 | 説明 | |
|---|---|---|
| 概略表示しない場合 | 概略表示する場合 | |
| Paths | 表示対象のパスの総数が,10進数で表示されます。 | |
| OnlinePaths | 表示対象のパスのうち,稼働状態のパスの数が10進数で表示されます。「Paths」の数と「OnlinePaths」の数が同じであれば,すべてのパスが稼働状態です。「OnlinePaths」の数の方が少ない場合,閉塞状態のパスがあります。閉塞状態のパスを確認し,障害が発生していれば対処してください。 | |
| PathStatus | 表示対象のパスの状態です。
|
|
| IO-Count | 表示対象のすべてのパスのI/O回数の合計数が,10進数で表示されます。表示できる最大値は,232-1(4294967295)です。最大値を超えた場合,0から再カウントします。 | |
| IO-Errors | 表示対象のすべてのパスのI/O障害回数の合計数が,10進数で表示されます。表示できる最大値は,232-1(4294967295)です。最大値を超えた場合,0から再カウントします。 | |
| PathID | パス管理PATH_IDが,10進数で表示されます。 ホストの再起動時に割り当てられます。 |
|
| PathName※1 | - | パスを表す項目で,パス名と呼びます。システムの構成を変更する場合やハードウェアを交換する場合は,パス名を参照して影響を受けるパスを確認してください。次に示す4つの項目をピリオドで区切ったものが,パス名として表示されます。
|
| DskName※1 | DskName | ストレージシステム名です。この名前で,パスがアクセスするストレージシステムを特定できます。 次に示す3つの項目をピリオドで区切ったものが,ストレージシステム名として表示されます。
|
| iLU※1 | iLU | ストレージシステム内のLU番号が表示されます。 この番号とストレージシステム名(「DskName」に表示)を組み合わせると,パスがアクセスするLUを特定できます。
|
| ChaPort※1 | CP | CHAポート番号です。この番号でストレージシステムに搭載されているCHAポートを特定できます。この番号をストレージシステムの管理プログラムで参照すると,物理的にCHAポートを特定できます。 |
| Status | パスの状態です。
|
|
| Type※1 | Type | パスの属性です。
|
| IO-Count※1 | - | パスのI/O回数の合計数が,10進数で表示されます。表示できる最大値は,232-1(4294967295)です。最大値を超えた場合,0から再カウントします。 IO-Countを0にしたい場合は,HDLMコマンドのclearオペレーションを実行してください。clearオペレーションを実行すると,I/O障害回数(IO-Errors)も0にクリアーされます。clearオペレーションの詳細については,「6.2 clear パスの統計情報を初期値にする」を参照してください。 |
| IO-Errors※1 | - | パスのI/O障害回数の合計数が,10進数で表示されます。表示できる最大値は,232-1(4294967295)です。最大値を超えた場合,0から再カウントします。 IO-Errorsを0にしたい場合は,HDLMコマンドのclearオペレーションを実行してください。clearオペレーションを実行すると,I/O回数(IO-Count)も0にクリアーされます。clearオペレーションの詳細については,「6.2 clear パスの統計情報を初期値にする」を参照してください。 |
| DNum※1 | - | LU全体を示すDevとして「0」が表示されます。 |
| HDevName※1※4 | - | ホストデバイス名です。ドライブレターが表示されます。ドライブレターが割り当てられていない場合は,「-」(ハイフン)が表示されます。DNumに「0」が表示されていても,HDevNameにドライブレターが表示されます。これは,そのLU内に含まれるDev中の1Devのドライブレターです。 |
| IEP※1 | - | 間欠障害に関する情報が表示されます。この項目は,-iemパラメーターを指定した場合,または-itemパラメーターにiepを指定した場合だけ表示されます。1本のパスにつき,次のどれかが表示されます。
|
| RCM | - | リトライ回数監視機能に関する情報が表示されます。この項目は,-itemパラメーターにrcmを指定した場合だけ表示されます。1 本のパスにつき,次のどれかが表示されます。
|
| HBAPortWWN※1 | - | ストレージシステムと接続しているHBAのポートWWN情報が16桁の16進数で表示されます。この項目は,-hbaportwwnパラメーターを指定した場合,または-itemパラメーターにhbaportwwnを指定した場合だけ表示されます。 なお,iSCSIインターフェイスの場合は,「-」(ハイフン)が表示されます。 |
| Physical-LDEV | - | 物理ボリュームのモデルID,シリアル番号,およびiLU 番号が,ピリオドで区切って表示されます。 この情報によって,物理ボリュームを特定できます。仮想化されていないボリュームの場合は,「-」(ハイフン)が表示されます。 |
| Virtual-LDEV | - | 仮想ボリュームのモデルID,シリアル番号,およびiLU 番号が,ピリオドで区切って表示されます。 この情報によって,仮想ボリュームを特定できます。仮想化されていないボリュームの場合は,「-」(ハイフン)が表示されます。 |
| Physical-DskName | - | 仮想IDを使用して移行したパスの場合,移行先のパスが接続しているストレージシステム名が表示されます。 次に示す3つの項目をピリオドで区切ったものが,ストレージシステム名として表示されます。
|
| Physical-iLU | - | 仮想IDを使用して移行したパスの場合,移行先のパスが接続しているストレージシステム内でのLU番号が表示されます。
|
| Physical-ChaPort | - | 仮想IDを使用して移行したパスの場合,移行先のパスが接続しているCHAポート番号が表示されます。 仮想IDを使用していない場合は,「-」(ハイフン)が表示されます。 |
| 項目 | Windowsでの表現 |
|---|---|
| ホストポート番号(16進数)(表示例:0004,0005) | SCSI Port番号 |
| バス番号(表示例:0001) | SCSI Bus番号 |
| ターゲットID(表示例:0000000000000000,000000000000007A) | Target Id |
| ホストLU番号(表示例:0001) | Logical Unit Id,またはLUN |
パス名は,次に示す情報に対応しています。
HKEY_LOCAL_MACHINE\HARDWARE\DEVICEMAP\Scsi
| ストレージシステム | 表示内容 | ||
|---|---|---|---|
| -stnameパラメーター 指定なし |
-stnameパラメーター指定時(下記のモデルIDを表示) | ||
| 概略表示しない場合 | 概略表示する場合 | ||
| Hitachi Virtual Storage Platform | エミュレーションタイプ※1※2 | VSP | VSP |
| VSP 5000シリーズ | エミュレーションタイプ※1※2 | VSP_5000 | VSP_5000 |
| VSP G1000 | エミュレーションタイプ※1※2 | VSP_G1000 | VSP_G1000 |
| VSP G1500 | エミュレーションタイプ※1※2 | VSP_G1500 | VSP_G1500 |
| VSP F1500 | エミュレーションタイプ※1※2 | VSP_F1500 | VSP_F1500 |
| 仮想ストレージVSP G1000,G1500およびVSP F1500※3 | エミュレーションタイプ※1※2 | VSP_G1000 | VSP_G1000 |
| VSP One B20 | エミュレーションタイプ※1※2 | VSP_One_Block | VSP_One_Block※4 |
| VSP Eシリーズ | エミュレーションタイプ※1※2 | VSP_Ex00 | VSP_Ex00 |
| VSP Gx00モデル | エミュレーションタイプ※1※2 | VSP_Gx00 | VSP_Gx00 |
| VSP Fx00モデル | エミュレーションタイプ※1※2 | VSP_Fx00 | VSP_Fx00 |
| HUS VM | エミュレーションタイプ※1※2 | HUS_VM | HUS_VM |
| VP9500 | エミュレーションタイプ※1※2 | VP9500 | VP9500 |
| VX7 | エミュレーションタイプ※1※2 | VX7 | VX7 |
| P9500 | エミュレーションタイプ※1※2 | P9500 | P9500 |
| XP8 | エミュレーションタイプ※1※2 | XP8 | XP8 |
| XP7 | エミュレーションタイプ※1※2 | XP7 | XP7 |
LU情報を表示する場合,-luパラメーターと同時に-itemパラメーターや-cパラメーター,-c -itemパラメーターを指定すると,項目を追加して表示したり,LU情報の概略を表示したりできます。ここでは,それぞれのパラメーターの説明をしたあとに,LU情報の表示項目を説明します。
PROMPT>dlnkmgr view -lu
Product : VSP_5000
SerialNumber : 39304
LUs : 3
iLU HDevName PathID Status
002030 K 000003 Online
000009 Online
002031 L 000004 Online
000010 Online
002032 M 000005 Online
000011 Online
Product : VSP_Ex00
SerialNumber : 621020
LUs : 3
iLU HDevName PathID Status
0000AD H 000000 Online
000006 Online
0000AE I 000001 Online
000007 Online
0000AF J 000002 Online
000008 Online
KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view(-vstv), 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss
PROMPT>
表6-16 -lu -itemパラメーターで追加できる表示項目と指定する後続パラメーター
| 追加できる表示項目 | 後続パラメーター |
|---|---|
| SLPR | slpr |
| PathName | pn |
| ChaPort | cp |
| CLPR | clpr |
| Type | type |
| IO-Count | ic |
| IO-Errors | ie |
| DNum | dnu |
| IEP | iep |
| RCM | rcm |
| Physical-LDEV | phys |
| Virtual-LDEV | virt |
| Physical-Product | vid |
| Physical-SerialNumber | vid |
| Physical-iLU | vid |
| Physical-ChaPort | vid |
| すべての項目 | all |
PROMPT>dlnkmgr view -lu -c
Product S/N LUs iLU HDevName Paths OnlinePaths
VSP_5000 39304 3 002030 K 2 2
002031 L 2 2
002032 M 2 2
VSP_Ex00 621020 3 0000AD H 2 2
0000AE I 2 2
0000AF J 2 2
KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view(-vstv), 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss
PROMPT>表6-17 -lu -c -itemパラメーターで追加できる表示項目と指定する後続パラメーター
| 追加できる表示項目 | 後続パラメーター |
|---|---|
| SLPR | slpr |
LU情報を表示する場合に,表示される項目とその説明を「表6-18 LU情報の表示項目」に示します。見出しについて,次に説明します。
| 表示項目 | 説明 | |
|---|---|---|
| 概略表示しない場合 | 概略表示する場合 | |
| Product | ストレージシステムのモデルIDです。 | |
| SerialNumber | S/N | ストレージシステムのシリアル番号です。 |
| LUs | ストレージシステム内のLUのうち,HDLM管理下のLUの総数です。 | |
| iLU | ストレージシステム内のLU番号が表示されます。 この番号とストレージシステム名(「DskName」に表示)を組み合わせると,パスがアクセスするLUを特定できます。
|
|
| SLPR※1 | SLPR※2 | LUが属するSLPRの番号が0から31までの10進数で表示されます。ストレージ論理分割機能がサポートされていないストレージシステム内のLUが表示対象の場合は,「-」(ハイフン)が表示されます。 また,iLUが仮想化されているボリュームの場合も,「-」(ハイフン)が表示されます。 |
| HDevName※1※3 | - | ホストデバイス名です。ドライブレターが表示されます。ドライブレターが割り当てられていない場合は,「-」(ハイフン)が表示されます。DNumに「0」が表示されていても,HDevNameにドライブレターが表示されます。これは,そのLU内に含まれるDev中の1Devのドライブレターです。 |
| PathID | - | パス管理PATH_IDが,10進数で表示されます。ホストの再起動時に割り当てられます。 |
| PathName※1 | - | パスを表す項目で,パス名と呼びます。システムの構成を変更する場合やハードウェアを交換する場合は,パス名を参照して影響を受けるパスを確認してください。次に示す4つの項目をピリオドで区切ったものが,パス名として表示されます。
|
| ChaPort※1 | - | CHAポート番号です。この番号でストレージシステムに搭載されているCHAポートを特定できます。この番号をストレージシステムの管理プログラムで参照すると,物理的にCHAポートを特定できます。 |
| CLPR※1 | - | CHAポートが属するCLPRの番号が0から31までの10進数で表示されます。ただし,次に示すものが表示対象の場合は,「-」(ハイフン)が表示されます。
|
| Status | - | パスの状態です。
|
| Type※1 | - | パスの属性です。
|
| IO-Count※1 | - | パスのI/O回数の合計数が,10進数で表示されます。表示できる最大値は,232-1(4294967295)です。最大値を超えた場合,0から再カウントします。IO-Countを0にしたい場合は,HDLMコマンドのclearオペレーションを実行してください。clearオペレーションを実行すると,I/O障害回数(IO-Errors)も0にクリアーされます。clearオペレーションの詳細については,「6.2 clear パスの統計情報を初期値にする」を参照してください。 |
| IO-Errors※1 | - | パスのI/O障害回数の合計数が,10進数で表示されます。表示できる最大値は,232-1(4294967295)です。最大値を超えた場合,0から再カウントします。IO-Errorsを0にしたい場合は,HDLMコマンドのclearオペレーションを実行してください。clearオペレーションを実行すると,I/O回数(IO-Count)も0にクリアーされます。clearオペレーションの詳細については,「6.2 clear パスの統計情報を初期値にする」を参照してください。 |
| DNum※1 | - | LU全体を示すDevとして「0」が表示されます。 |
| IEP※1 | - | 表示対象のパスが,間欠障害と見なされ,自動フェールバックの対象外になっているかどうかが,表示されます。1本のパスにつき,次のどれかが表示されます。
|
| RCM | - | リトライ回数監視機能に関する情報が表示されます。この項目は,-itemパラメーターにrcmを指定した場合だけ表示されます。1 本のパスにつき,次のどれかが表示されます。
|
| Physical-LDEV | - | 物理ボリュームのモデルID,シリアル番号,およびiLU 番号が,ピリオドで区切って表示されます。 この情報によって,物理ボリュームを特定できます。仮想化されていないボリュームの場合は,「-」(ハイフン)が表示されます。 |
| Virtual-LDEV | - | 仮想ボリュームのモデルID,シリアル番号,およびiLU 番号が,ピリオドで区切って表示されます。 この情報によって,仮想ボリュームを特定できます。仮想化されていないボリュームの場合は,「-」(ハイフン)が表示されます。 |
| Physical-Product | - | 仮想IDを使用して移行したパスの場合,移行先のパスが接続しているストレージシステムのモデルIDが表示されます。 仮想IDを使用していない場合は,「-」(ハイフン)が表示されます。 |
| Physical-SerialNumber | - | 仮想IDを使用して移行したパスの場合,移行先のパスが接続しているストレージシステムのシリアル番号が表示されます。 仮想IDを使用していない場合は,「-」(ハイフン)が表示されます。 |
| Physical-iLU | - | 仮想IDを使用して移行したパスの場合,移行先のパスが接続しているストレージシステム内でのLU番号が表示されます。
|
| Physical-ChaPort | - | 仮想IDを使用して移行したパスの場合,移行先のパスが接続しているCHAポート番号が表示されます。 仮想IDを使用していない場合は,「-」(ハイフン)が表示されます。 |
| - | Paths | 表示対象のLUに対して,認識されているパスの総数が,10進数で表示されます。 |
| - | OnlinePaths | 表示対象のパスのうち,稼働状態のパスの数が10進数で表示されます。「Paths」の数と「OnlinePaths」の数が同じであれば,すべてのパスが稼働状態です。「OnlinePaths」の数の方が少ない場合,閉塞状態のパスがあります。閉塞状態のパスを確認し,障害が発生していれば対処してください。 |
PROMPT>dlnkmgr view -help
view:
Format
dlnkmgr view -sys [ -sfunc | -msrv | -adrv | -pdrv | -lic | -audlog | -rcm
| -lbpathusetimes | -expathusetimes
| -exrndpathusetimes | -pstv ] [-t]
dlnkmgr view -path [-pstv | -vstv] [ -hdev HostDeviceName ] [-stname]
[-iem] [-srt {pn | lu | cp}] [-hbaportwwn] [-t]
dlnkmgr view -path
-item [pn] [dn] [lu] [cp] [type] [ic] [ie] [dnu]
[hd] [iep] [rcm] [hbaportwwn] [phys] [virt] [vid]
[-pstv | -vstv] [-hdev HostDeviceName] [-stname]
[-srt {pn | lu | cp}] [-t]
dlnkmgr view -path -c [-pstv | -vstv] [-stname] [-srt {lu | cp}] [-t]
dlnkmgr view -lu [-pstv | -vstv]
[ -hdev HostDeviceName | -pathid AutoPATH_ID ] [-t]
dlnkmgr view -lu
-item [ [slpr] [pn] [cp] [clpr] [type] [ic] [ie] [dnu]
[iep] [rcm] [phys] [virt] [vid] | all ]
[-pstv | -vstv]
[ -hdev HostDeviceName | -pathid AutoPATH_ID ] [-t]
dlnkmgr view -lu -c [-pstv | -vstv] [-t]
dlnkmgr view -lu -c -item [slpr] [-pstv | -vstv] [-t]
KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss
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