Hitachi

 Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(AIX用)


8.12 KAPL12001~KAPL13000

この節で説明するメッセージの言語種別は,英語だけです。

メッセージID

メッセージテキスト

説明

KAPL12201-I

An invalid path was not found.

説明

不正なパスは見つかりませんでした。

構成されているHDLMデバイスのパス情報は正常です。

対処

特にありません。

KAPL12202-E

An invalid path was found. Do not add or delete paths.

説明

構成されているHDLMデバイスのうち,パス情報が不正となっているものがあります。パスの追加または削除はしないでください。

対処

次の手順で障害を回復してください。

  1. 空のdlmfdrv.confを作成してください。dlmfdrv.confがすでに存在していた場合には,あらかじめファイルをバックアップしてください。

    # echo "">/usr/DynamicLinkManager/drv/dlmfdrv.conf
  2. サーバを再起動してください。

    # shutdown -r now
  3. HDLMデバイスが持つODM情報を削除してください。

    # odmdelete -o CuAt -q "name LIKE dlmfdrv* AND attribute=pvid"
  4. HDLMデバイスを削除してください。このコマンドの実行時に,KAPL09013-Eメッセージが出力されますが,無視してください。

    # /usr/DynamicLinkManager/bin/dlmrmdev
  5. dlmfdrv.confファイルを削除してください。

    # rm /usr/DynamicLinkManager/drv/dlmfdrv.conf
  6. 必要に応じてバックアップしたdlmfdrv.confの内容を変更後,/usr/DynamicLinkManager/drvに格納してください。

  7. HDLMデバイスを構成してください。

    # /usr/DynamicLinkManager/bin/dlmcfgmgr
  8. dlmchkdevユティリティを再実行してパス情報を確認ください。

KAPL12203-E

An path information was not found.

説明

パス情報が取得できませんでした。

構成されているHDLMデバイスが見つかりませんでした。

対処

HDLM 05-01以降がインストールされているか,またはHDLMデバイスを構成しているかを確認して,再実行してください。HDLM 05-01より前のバージョンのHDLMがインストールされている場合,HDLMデバイス構成チェックユティリティ(dlmchkdev)でパス情報を確認する必要はありません。

KAPL12204-I

The dlmchkdev utility completed normally.

説明

HDLMデバイス構成チェックユティリティ(dlmchkdev)が正常終了しました。

構成されているHDLMデバイスのパス情報は正常です。

対処

特にありません。

KAPL12205-W

The dlmchkdev utility completed.

説明

構成されているHDLMデバイスのうち,パス情報が不正となっているものを見つけて,HDLMデバイス構成チェックユティリティ(dlmchkdev)が終了しました。

対処

KAPL12202-Eの対処を参照してください。

KAPL12701-I

The dlmmigdrv utility completed successfully.

説明

HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)が正常終了しました。

対処

特にありません。

KAPL12702-E

The dlmmigdrv utility ended abnormally. Check the error message that was output just before this message, and then perform the action indicated in that error message.

説明

HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)が異常終了しました。

対処

このメッセージの前に出力されたエラーメッセージの対処を,実行してください。

KAPL12703-I

There is no directory for storing the specified file. Do you want to create one? [y/n]:

説明

指定されたファイルを格納するディレクトリが存在しません。作成してもよろしいですか?

対処

指定したディレクトリを作成する場合は「y」を,実行しないで中止する場合は「n」を入力してください。

KAPL12704-I

The specified file already exists. Do you want to overwrite it? [y/n]:

説明

指定されたファイルはすでに存在します。上書きしてもよろしいですか?

対処

指定したファイルに上書きする場合は「y」を,実行しないで中止する場合は「n」を入力してください。

KAPL12705-W

The entered value is invalid. Re-enter. [y/n]:

説明

y」または「n」の入力要求に対して,「y」,「n」以外が入力されました。

対処

y」または「n」のどちらかの値を入力してください。

KAPL12706-E

The entered value is invalid. The operation will now stop.

説明

入力要求に対して,3回以上誤って入力されました。HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)を中断します。

対処

再度dlmmigdrvユティリティを実施する場合は,「y」または「n」のどちらかの値を入力してください。

KAPL12707-I

The user stopped the operation.

説明

入力要求に対して「n」が入力されたため,HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)の処理を中止します。

対処

再度dlmmigdrvユティリティを実施する場合は,再実行してください。

KAPL12708-W

No parameter has been specified.

説明

パラメタが指定されていません。

対処

HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)に-hパラメタを指定してヘルプを表示し,必要なパラメタを確認してください。そのあと,パラメタを指定してdlmmigdrvユティリティを再実行してください。

KAPL12709-W

A parameter is invalid. parameter = aa...aa

説明

不正なパラメタが指定されています。

aa...aa:指定したパラメタ(文字列)

対処

HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)に-hパラメタを指定してヘルプを表示し,必要なパラメタを確認してください。そのあと,パラメタを指定してdlmmigdrvユティリティを再実行してください。

KAPL12710-W

No parameter value has been specified. parameter = aa...aa

説明

パラメタ値が指定されていません。

aa...aa:パラメタ(文字列)

対処

HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)に-hパラメタを指定してヘルプを表示し,必要なパラメタを確認してください。そのあと,パラメタを指定してdlmmigdrvユティリティを再実行してください。

KAPL12711-W

The specified parameters cannot be specified at the same time. parameter = aa...aa

説明

同時に指定できないパラメタが指定されています。

aa...aa:指定したパラメタ(文字列)

対処

HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)に-hパラメタを指定してヘルプを表示し,必要なパラメタを確認してください。そのあと,パラメタを指定してdlmmigdrvユティリティを再実行してください。

KAPL12712-W

A parameter value is invalid. parameter = aa...aa, parameter value = bb...bb

説明

パラメタ値が複数指定されているか,またはパラメタ値として通常ファイル以外(ディレクトリファイル,スペシャルファイルなど)が指定されています。

aa...aa:指定したパラメタ(文字列)

bb...bb:誤っているパラメタ値(文字列)

対処

パラメタ値に正しい値を指定してから,再実行してください。

KAPL12713-E

The specified file does not exist. parameter = aa...aa, Filename = bb...bb

説明

存在しないファイルが指定されています。

aa...aa:パラメタ(文字列)

bb...bb:指定したファイル名(文字列)

対処

存在するファイルを指定してから,HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)を再実行してください。

KAPL12714-E

An error occurred in the aa...aa file. Error Code = bb...bb

説明

指定されたファイルに読み込み権限,または書き込み権限がありません。

aa...aa:指定したファイル名(文字列)

bb...bb:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

対処
  • Error Code = 1の場合

    指定されたファイルに読み取り権限がありません。指定したファイルのアクセス権限を確認してください。

  • Error Code = 2の場合

    指定されたファイルに書き込み権限がありません。指定したファイルのアクセス権限を確認してください。

KAPL12715-I

The definition of the HDLM device completed successfully. physical volume = aa...aa, HDLM device = bb...bb, line = cc...cc

説明

HDLMデバイスの定義が正常終了しました。

aa...aa:物理ボリューム(文字列)

bb...bb:HDLMデバイス(文字列)

cc...cc:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処

特にありません。

KAPL12716-I

aa...aa path(s) were defined successfully. bb...bb path(s) were not.

説明

定義に成功したパス数,および失敗したパス数を示します。

aa...aa:定義に成功したパス数(10進数)

bb...bb:定義に失敗したパス数(10進数)

対処

失敗したパスがある場合,出力されたエラーメッセージの対処をしてください。

KAPL12717-W

An invalid device definition statement exists in the specified file. line = aa...aa

説明

指定されたファイル内に不正な定義文があります。

aa...aa:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処

指定したデバイス名定義ファイルを作成したときの物理ボリューム構成が変更されていないかどうか確認してください。変更されている場合,HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)は使用できません。変更されていない場合,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。

KAPL12718-W

The specified physical volume was not found. physical volume = aa...aa, HDLM device = bb...bb, Error Code = cc...cc,dd...dd, line = ee...ee

説明

指定された物理ボリュームが見つかりませんでした。

aa...aa:指定された物理ボリューム(文字列)

bb...bb:HDLMデバイス(文字列)

cc...cc:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

dd...dd:実行した処理の返り値(10進数)

ee...ee:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処

指定したデバイス名定義ファイルを作成したときの物理ボリューム構成が変更されていないかどうか確認してください。変更されている場合,HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)は使用できません。変更されていない場合,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。

KAPL12719-W

The specified physical volume is not a management target. physical volume = aa...aa, HDLM device = bb...bb, Error Code = cc...cc,dd...dd, line = ee...ee

説明

指定された物理ボリュームはHDLMの管理対象ではありません。

aa...aa:指定された物理ボリューム(文字列)

bb...bb:HDLMデバイス(文字列)

cc...cc:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

dd...dd:実行した処理の返り値(10進数)

ee...ee:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処

指定したデバイス名定義ファイルを作成したときの物理ボリューム構成が変更されていないかどうか確認してください。変更されている場合,HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)は使用できません。変更されていない場合,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。

KAPL12720-W

The specified physical volume is already defined. physical volume = aa...aa, HDLM device = bb...bb, Error Code = cc...cc,dd...dd, line = ee...ee

説明

指定された物理ボリュームはすでに定義されています。

aa...aa:指定された物理ボリューム(文字列)

bb...bb:HDLMデバイス(文字列)

cc...cc:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

dd...dd:実行した処理の返り値(10進数)

ee...ee:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処

指定したデバイス名定義ファイルを作成したときの物理ボリューム構成が変更されていないかどうか確認してください。変更されている場合,HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)は使用できません。変更されていない場合,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。

KAPL12721-E

An internal error occurred in the dlmmigdrv utility. physical volume = aa...aa, HDLM device = bb...bb, Error Code = cc...cc,dd...dd, line = ee...ee

説明

HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)の処理中に,ユーザ原因でないと思われるエラーが発生しました。

aa...aa:指定された物理ボリューム(文字列)

bb...bb:HDLMデバイス(文字列)

cc...cc:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

dd...dd:実行した処理の返り値(10進数)

ee...ee:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処

Error Code = 1006,*の場合,ODMが使用中です。時間を置いてから再実行してください。それ以外のError Codeが出力された場合は,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。

KAPL12722-W

A volume group is active. physical volume = aa...aa, HDLM device = bb...bb, volume group = cc...cc, Error Code = dd...dd,ee...ee, line = ff...ff

説明

指定された物理ボリュームに対応するボリュームグループが活動化されているため,HDLMデバイスを定義できませんでした。

aa...aa:物理ボリューム(文字列)

bb...bb:HDLMデバイス(文字列)

cc...cc:ボリュームグループ(文字列)

dd...dd:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

ee...ee:実行した処理の返り値(10進数)

ff...ff:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処

活動化されているボリュームグループを非活動化したあと,同じ値を指定して再実行してください。

KAPL12723-E

The system environment is invalid. Error Code = aa...aa

説明

HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)を実行するシステム環境として不正があります。

aa...aa:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

対処
  • Error Code = 1の場合

    HDLMコマンド(/usr/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr)に実行権限がありません。HDLMコマンドのアクセス権限を確認してください。

  • Error Code = 2の場合

    指定されたファイルの格納場所の空き容量が足りません。十分な空き容量を確保してから再実行してください。空き容量の算出については,「7.9 dlmmigdrv HDLMデバイス名移行支援ユティリティ」の-bパラメタの説明を参照してください。

  • Error Code = 3の場合

    OSのバージョンがサポート対象外です。HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)をこのシステム環境では使用しないでください。

  • Error Code = 4の場合

    dlmmigdrvユティリティが使用するdlmdeftoolファイルが正しい場所にありません。dlmmigdrvユティリティを実行するディレクトリの構成が,HDLMインストールメディア上のhdlmtoolディレクトリと同じ構成で,dlmdeftoolファイルが格納されていることを確認してから再実行してください。

    または,dlmdeftoolファイルに実行権限がありません。dlmdeftoolファイルに実行権限があるか確認してから再実行してください。

  • Error Code = 5の場合

    ODMDIR環境変数がありません。ODMDIR環境変数を設定後,再実行してください。

  • 上記以外のError Codeが出力された場合

    HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。

KAPL12724-I

Processing terminated before completion because a signal was received. If the -r parameter was specified, delete the HDLM devices by the dlmrmdev utility, and then retry the operation.

説明

実行中に[Ctrl] + [C]などで中断したため,処理を中止しました。

対処

-rパラメタを指定していた場合,HDLMドライバ削除ユティリティ(dlmrmdev)を実行してHDLMデバイスを削除してから再実行してください。

KAPL12725-W

The specified physical volume is not available for use. physical volume = aa...aa, HDLM device = bb...bb, Error Code = cc...cc,dd...dd, line = ee...ee

説明

指定された物理ボリュームは使用できる状態ではありません。

aa...aa:指定された物理ボリューム(文字列)

bb...bb:HDLMデバイス(文字列)

cc...cc:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

dd...dd:実行した処理の返り値(10進数)

ee...ee:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処

指定した物理ボリュームを使用できる状態にしてから,再実行してください。

KAPL12726-W

An error occurred while accessing the parent device of the specified physical volume. physical volume = aa...aa, HDLM device = bb...bb, Error Code = cc...cc,dd...dd, line = ee...ee

説明

指定された物理ボリュームの,親デバイスへのアクセスが失敗しました。

aa...aa:指定された物理ボリューム(文字列)

bb...bb:HDLMデバイス(文字列)

cc...cc:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

dd...dd:実行した処理の返り値(10進数)

ee...ee:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処

指定した物理ボリュームが示すパスに障害が発生していないか確認してください。パス障害がある場合は,パスの状態を回復したあとで再実行してください。また,指定された物理ボリュームに対応するボリュームグループが活動化されていないか確認し,活動化されている場合は,非活動化してから同じ値を指定して再実行してください。

KAPL12727-W

The specified HDLM device has already been defined for the device configuration of another physical volume. physical volume = aa...aa, HDLM device = bb...bb, Error Code = cc...cc,dd...dd, line = ee...ee

説明

指定されたHDLMデバイス名は,すでに別の物理ボリュームのデバイス構成で定義されています。

aa...aa:指定された物理ボリューム(文字列)

bb...bb:HDLMデバイス(文字列)

cc...cc:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

dd...dd:実行した処理の返り値(10進数)

ee...ee:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処

指定したデバイス名定義ファイルを作成したときの物理ボリューム構成が変更されていないかどうか確認してください。変更されている場合,HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)は使用できません。変更されていない場合,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。

KAPL12728-W

A different HDLM device has been specified for the same LU. physical volume = aa...aa, HDLM device = bb...bb, Error Code = cc...cc,dd...dd, line = ee...ee

説明

同一のLUに対して,異なるHDLMデバイス名が指定されています。

aa...aa:指定された物理ボリューム(文字列)

bb...bb:HDLMデバイス(文字列)

cc...cc:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

dd...dd:実行した処理の返り値(10進数)

ee...ee:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処

指定したデバイス名定義ファイルを作成したときの物理ボリューム構成が変更されていないかどうか確認してください。変更されている場合,HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)は使用できません。変更されていない場合,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。

KAPL12729-E

The directory for storing the specified file could not be created. Check the amount of space and write permission for the location, where is for storing specified directory, and then retry the operation.

説明

指定されたファイルを格納するディレクトリを作成できませんでした。

対処

指定されたファイルの格納場所の空き容量が足りないか,指定されたファイルの格納場所に書き込み権限がありません。十分な空き容量を確保する,または指定した格納場所に書き込み権限があるか確認をしてから再実行してください。

空き容量の算出については,「7.9 dlmmigdrv HDLMデバイス名移行支援ユティリティ」の-bパラメタの説明を参照してください。

KAPL12730-E

The HDLM device information could not be acquired. Error Code = aa...aa

説明

HDLMデバイスと物理ボリュームの対応関係を得るための情報を取得できませんでした。

aa...aa:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

対処
  • Error Code = 1の場合

    HDLMコマンド(/usr/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr)がエラー終了しました。HDLMデバイスが構成されているか確認してください。

  • Error Code = 2の場合

    指定されたファイルの格納場所の空き容量が足りません。十分な空き容量を確保してから再実行してください。空き容量の算出については,「7.9 dlmmigdrv HDLMデバイス名移行支援ユティリティ」の-bパラメタの説明を参照してください。

  • Error Code = 3の場合

    指定されたファイルの格納場所に書き込み権限がありません。指定した格納場所に書き込み権限があるか確認してください。

KAPL12731-E

The aa...aa operation cannot be performed because a supported version of DLManager.rte is not installed.

説明

サポート対象バージョンのDLManager.rteがインストールされていないため,バックアップまたはリストアができませんでした。

aa...aa:backup,またはrestoration

対処

HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)は,サポート対象バージョンのDLManager.rteがインストールされている環境で使用してください。

KAPL12732-W

An error occurred during processing of the dlmmigdrv utility.

説明

HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)の処理は終了しましたが,途中の処理でエラーが発生しています。

対処

このメッセージの前に出力されたエラーメッセージの対処を,実行してください。

KAPL12733-E

The HDLM device attribute information could not be acquired. HDLM device = aa...aa, attribute = bb...bb, Error Code = cc...cc

説明

HDLMデバイスの属性情報を取得できませんでした。

aa...aa:処理対象のHDLMデバイス(文字列)

bb...bb:処理対象の属性名(文字列)

cc...cc:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

対処
  • Error Code = 1または2の場合

    HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。

  • Error Code = 3の場合

    指定されたファイルの格納場所の空き容量が足りません。十分な空き容量を確保してから再実行してください。

KAPL12734-I

The HDLM device attribute value was successfully changed. HDLM device = aa...aa, attribute = bb...bb, attribute value = cc...cc, line = dd...dd

説明

HDLMデバイス属性値の変更が正常終了しました。

aa...aa:処理対象のHDLMデバイス(文字列)

bb...bb:処理対象の属性名(文字列)

cc...cc:処理対象の属性値(文字列)

dd...dd:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処

特にありません。

KAPL12735-I

Attribute values that successfully changed: aa...aa. Attribute values that failed to change: bb...bb.

説明

変更に成功した属性値の数,および失敗した属性値の数を示します。

aa...aa:変更に成功した属性値の数(10進数)

bb...bb:変更に失敗した属性値の数(10進数)

対処

失敗した属性値がある場合,出力されたエラーメッセージの対処を行ってください。

KAPL12736-W

A definition that inherited an invalid HDLM device attribute value exists. HDLM device = aa...aa, attribute = bb...bb, attribute value = cc...cc, Error Code = dd...dd,ee...ee, line = ff...ff

説明

指定されたファイル内に,不正なHDLMデバイス属性値引き継ぎ定義文があります。

aa...aa:処理対象のHDLMデバイス名(文字列)

bb...bb:処理対象の属性名(文字列)

cc...cc:処理対象の属性値(文字列)

dd...dd:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

ee...ee:実行した処理のリターン値(10進数)

ff...ff:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処
  • Error Code = 2002,-1の場合

    出力されたHDLMデバイスがありません。このメッセージより前に,出力されたHDLMデバイスの構成処理でエラーが発生していないか確認してください。エラーが発生していた場合,エラーメッセージの対処を実施してエラー原因を取り除いたあと,HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)を再実行してください。

  • Error Code = 2003,-1または2004,-1の場合

    出力されたHDLMデバイスを削除あと,HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)を再実行してください。

  • Error Code = 2005,-1の場合

    出力された属性または属性値を,HDLMデバイスはサポート対象としていないため,引き継ぐことはできません。

上記以外の場合は,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。

KAPL12737-E

An internal error occurred during the inheritance processing of a device attribute value. HDLM device = aa...aa, attribute = bb...bb, attribute value = cc...cc, Error Code = dd...dd,ee...ee, line = ff...ff

説明

デバイス属性値引き継ぎ処理中に,ユーザ原因でないと思われるエラーが発生しました。

aa...aa:処理対象のHDLMデバイス名(文字列)

bb...bb:処理対象の属性名(文字列)

cc...cc:処理対象の属性値(文字列)

dd...dd:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

ee...ee:実行した処理のリターン値(10進数)

ff...ff:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処

HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。

KAPL12738-W

The physical volume attribute value was not changed successfully. HDLM device = aa...aa, attribute = bb...bb, attribute value = cc...cc, physical volumes = dd...dd, Error Code = ee...ee,ff...ff, line = gg...gg

説明

物理ボリューム属性値の変更に失敗しました。

aa...aa:処理対象のHDLMデバイス名(文字列)

bb...bb:処理対象の属性名(文字列)

cc...cc:処理対象の属性値(文字列)

dd...dd:処理に失敗した物理ボリューム名(文字列)

ee...ee:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

ff...ff:実行した処理のリターン値(10進数)

gg...gg:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処
  • Error Code = 2112,-1の場合

    出力された物理ボリュームに,Hitachi Disk Array Driver for AIXのディスクマッピング機能が使用されています。出力された物理ボリュームのpreserved_attr属性の値をunuseに変更したあと,再実行してください。

上記以外の場合,出力されたHDLMデバイス削除してください。chdevコマンドを使用して,出力された属性値を出力された物理ボリュームに反映してください。属性値の反映したあと,HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)を再実行してください。

KAPL12739-W

The HDLM device attribute value was not changed successfully. HDLM device = aa...aa, attribute = bb...bb, attribute value = cc...cc, Error Code = dd...dd,ee...ee, line = ff...ff

説明

HDLMデバイス属性値の変更に失敗しました。

aa...aa:処理対象のHDLMデバイス名(文字列)

bb...bb:処理対象の属性名(文字列)

cc...cc:処理対象の属性値(文字列)

dd...dd:実行した処理を特定するエラー番号(10進数)

ee...ee:実行した処理のリターン値(10進数)

ff...ff:デバイス名定義ファイルの行番号(10進数)

対処

出力されたHDLMデバイスを削除してください。HDLMデバイス削除したあと,HDLMデバイス名移行支援ユティリティ(dlmmigdrv)を再実行してください。