Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド
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6.6.3 トランザクションログバックアップファイルのリストア
- バックアップデータのバックアップIDを確認します。
バックアップIDを確認するには,バックアップサーバーでdrmtapecatコマンドを実行します。
BKServer > drmtapecat
- バックアップしたデータをテープから副ボリュームへリストアします。
リストアするには,バックアップサーバーでEX_DRM_TAPE_RESTOREを実行します。マウントポイントとして「G:」ドライブを指定します。
BKServer > EX_DRM_TAPE_RESTORE FS1 -backup_id 0000000004 -mount_pt G:
BKServer >
リストアを実行すると,バックアップサーバーのバックアップカタログに,このリストア操作に関する情報が新しいバックアップID「0000000005」で登録されます。
- 正しくテープから副ボリュームへリストアされていることを確認します。
バックアップサーバーでdrmfscatコマンドを実行して,正ボリュームから副ボリュームへのバックアップを実行した日付のバックアップ情報がバックアップサーバーにリストアされていることを確認します。
BKServer > drmfscat G:
- バックアップ情報を一時ファイルへエクスポートします。
副ボリュームから正ボリュームへリストアするには,テープから副ボリュームへのリストア操作に関するバックアップ情報を,データベースサーバーにコピーする必要があります。EX_DRM_DB_EXPORTを実行し,バックアップ情報を拡張コマンド用一時ディレクトリーの一時ファイルへエクスポートします。
BKServer > EX_DRM_DB_EXPORT FS1
BKServer >
- 一時ファイルをデータベースサーバーで受け取ります。
データベースサーバーでEX_DRM_FTP_GETを実行し,バックアップサーバーの一時ファイルを一括してデータベースサーバーで受け取ります。ここでは,FTP サーバーにログオンするために使用するユーザーID を「admin」,パスワードを「password」とします。一時ファイルは,データベースサーバーの拡張コマンド用一時ディレクトリーに格納されます。
DBServer > EX_DRM_FTP_GET FS1 -server BKServer -user admin -password password
DBServer >
- バックアップサーバーから転送した一時ファイルをデータベースサーバーのバックアップカタログへインポートします。
バックアップサーバーから転送した一時ファイルを,データベースサーバーのバックアップカタログへインポートします。インポートするには,データベースサーバーでEX_DRM_DB_IMPORTを実行します。
DBServer > EX_DRM_DB_IMPORT FS1
DBServer >
- 副ボリュームのデータを正ボリュームへリストアします。
正ボリュームと副ボリュームを再同期することでリストアします。リストアするには,データベースサーバーでEX_DRM_FS_RESTOREを実行します。
DBServer > EX_DRM_FS_RESTORE FS1 -resync
DBServer >
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