Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド
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6.3.1 システム構成
この例では,次の図に示すシステム構成を想定しています。なお,ここではデータベースサーバーが1台の場合のシステム構成を例としていますが,データベースを複数構成にすることもできます。
図6-13 SQL Serverデータベースをテープへバックアップ,リストアするためのシステム構成
![[図]](GRAPHICS/JC071500.GIF)
この例でのシステムの前提条件は次のとおりです。
- データベースサーバー(サーバー名:DBServer)上にはSQL Serverインスタンス「INSTANCE_1」が在り,サービスが起動されている。
- データベースサーバーで,VDIメタファイル格納ディレクトリーが作成されている(VDIメタファイルをデータベース構成ファイルとは別のディレクトリーに配置している場合)。
- データベースサーバーおよびバックアップサーバーで,拡張コマンド用一時ディレクトリーが作成されている(拡張コマンドを使用する場合)。
- 正ボリュームと副ボリュームは,データベースサーバーとバックアップサーバーでペア定義されている。
- バックアップサーバーにテープバックアップ管理用のソフトウェアがインストールされている。
- drmtapeinitコマンドを実行して,テープバックアップ管理用のソフトウェアのパラメーターが登録されている。
- バックアップサーバーでFTPサービスが起動しており,データベースサーバーのOSログオンユーザーを使用してFTPサーバーへのログインおよびファイルの転送ができるように設定されている。FTPユーザーIDは「admin」,FTPユーザーパスワードは「password」とする。
- 副ボリュームは通常はマウントされていないで,運用時にだけEドライブ(ドライブ文字:E:)にマウントされる。
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