Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド

[目次][索引][前へ][次へ]


3.3.5 ディクショナリーマップ同期オプションの設定(バックアップ対象がSQL Serverデータベースの場合)

ディクショナリーマップの更新を非同期にすることで,バックアップコマンドに掛かる時間を短縮できます。バックアップコマンドに掛かる時間を短縮したい場合,次のパラメーターを設定してください。

なお,ディクショナリーマップファイルの更新を非同期にすると,コマンド実行中の予期しないサーバーのシャットダウンなどによってディクショナリーマップファイルが破壊されるおそれが高くなるため,定期的にディクショナリーマップファイルのバックアップを取得する必要があります。

表3-7 init.confのパラメーター(ディクショナリーマップ同期オプション)

パラメーター 説明 設定できる値
(デフォルト値)
DRM_DB_SYNC
  • ディクショナリーマップを同期的に更新するか,非同期で更新するかを設定します。
    YESを設定した場合,ディクショナリーマップを同期的に更新します。
    NOを設定した場合,ディクショナリーマップを非同期で更新します。
  • 通常は,YESを設定してください。特別な事情があってバックアップに掛かる時間を短縮する必要がありNOを設定する場合,十分な動作確認をしてから運用を開始してください。
YESまたはNO
(YES)