Hitachi

Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


9.5.1 rapリスナーサービス定義(通常版かつTP1-Bridge限定)

連携先のOpenTP1のrapリスナーサービス定義に設定が必要なオペランドを次に示します。

表9‒34 連携先のOpenTP1のrapリスナーサービス定義のオペランド

オペランド

説明

rap_listen_port

rapリスナーのポート番号を設定します。

TP1-Bridgeのtp1.cltj.dcrapportの設定値と同じ値を指定してください。

rap_recovery_serve

XAリソースサービスを使用する場合、クライアントからのリカバリ要求用待機rapサーバ数を設定します。

rapサーバに接続するTP1-Bridgeのpod数を指定してください。

rap_parallel_server

rapサーバ数を設定します。

rap_recovery_serverの設定値に、次の値を加算した値以上の値を設定してください。

  • TP1-Bridgeのtp1.pool.maxPoolSizeの設定値

なお、複数のTP1-Bridgeから同じrapリスナー経由でrapサーバに接続する場合は、rap_recovery_serverの設定値に、次の値を加算した値以上の値を設定してください。

  • 各TP1-Bridgeのtp1.pool.maxPoolSizeの設定値の合計

rap_connection_assign_type

ダイナミックコネクションスケジュール機能を使用するかどうかを設定します。

TP1-Bridgeでの常設コネクションのスケジュール方法は、スタティックコネクションスケジュールモードを前提としているため、staticを指定してください。