Hitachi

Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


5.3.4 Entity-Serviceコンテナイメージ

サービス間を中継するサービスとしてのEntity-Serviceがある場合だけ作成します。

詳細については、取扱説明書「HMP-PCTO テクニカルガイド」のトランザクションのモデル(その2)に関する説明を参照してください。

次の表に示すEntity-Serviceコンテナイメージの要件を満たすように作成します。

表5‒6 Entity-Serviceコンテナイメージの要件

項目

要件

コンテナベースイメージ

■通常版(uCosminexus Application Runtime with Java for Spring Boot導入あり)の場合

■通常版(uCosminexus Application Runtime with Java for Spring Boot導入なし)、トライアル版の場合

前提プログラム

規定しません。

配置ファイル

次に示すファイルを配置してください。

  • ファイル:ユーザのEntity-ServiceアプリケーションのJARファイル(ユーザ任意のファイル名称)

    配置パス:規定しません。

    オーナー・グループ:規定しません。

    パーミッション:コンテナ実行ユーザの読み取り権限を付与してください。

コンテナ実行ユーザ・グループ

規定しません。

コンテナ起動時カレントディレクトリ

規定しません。

コンテナ起動コマンドライン

■通常版(uCosminexus Application Runtime with Java for Spring Boot導入あり)の場合

  • コマンドを「uCosminexus Application Runtime with Java for Spring Bootのプロセスモニタ起動スクリプト(starter.sh)」とし、引数に「javaコマンド」、「環境変数HMPPCTO_JAVA_OPTIONSの値」、「ユーザのEntity-ServiceアプリケーションのJARファイル」を指定してください。

■通常版(uCosminexus Application Runtime with Java for Spring Boot導入なし)、トライアル版の場合

  • コマンドを「javaコマンド」とし、引数に「環境変数HMPPCTO_JAVA_OPTIONSの値」、「ユーザのEntity-ServiceアプリケーションのJARファイル」を指定してください。

公開ポート

規定しません(HMP-PCTOで必要な公開ポートはKubernetesマニフェストで設定します)。

環境変数

規定しません(HMP-PCTOで必要な環境変数はKubernetesマニフェストで設定します)。

ボリューム

規定しません(HMP-PCTOで必要なボリュームはKubernetesマニフェストで設定します)。

コンテナ終了シグナル

規定しません。

コンテナヘルスチェック

規定しません(HMP-PCTOで必要なヘルスチェックはKubernetesマニフェストで設定します)。