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Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


4.12 キャッシュの参照(通常版かつTP1-Bridge限定)

TP1-Converterのキャッシュに登録されているデータ変換定義ファイルの内容を確認するために、キャッシュを参照できます。キャッシュの参照は、TP1-Converterにhttpリクエストを送信することで実行されます。キャッシュの参照を実行するためのhttpリクエストのURLを、次に示します。

http://<NIO HTTPサーバのホスト名>:<NIO HTTPサーバのポート番号>/tp1converter/cache/refer

次に示す条件の場合のキャッシュの参照の実行例を示します。

<キャッシュの参照の実行例>

curl -X GET http://hostname:8008/tp1converter/cache/refer

キャッシュの参照に成功した場合は、レスポンスのボディ部に、次の形式でキャッシュに登録されているデータ変換定義ファイルの情報が返されます。

[
  {
     "servicegroup": "gg…gg",
        "service": ["vv…vv",
           :   (サービスの数だけ繰り返されます)
        ],
     "date": "yyyymmdd hh:mm:ss"
   },
      :       (サービスグループの数だけ繰り返されます)
]
参照結果の項目
  • gg…gg:サービスグループ名

  • vv…vv:サービス名

  • yyyymmdd hh:mm:ss

    サービスグループのデータ変換定義ファイルをキャッシュに登録した日時

キャッシュが空の場合は、レスポンスのボディ部に、次の形式で参照結果が返されます。

[
]

キャッシュの参照が成功した場合は、httpステータスコード200が返されます。

キャッシュの参照が失敗した場合は、httpステータスコード200以外が返されます。httpステータスコードが400番台の場合は、指定したURLに誤りがないか、またはTP1-Converterが停止していないかを確認して、失敗の原因を取り除いてください。httpステータスコードが500番台の場合は、TP1-Converterのキャッシュ参照処理で障害が発生しています。TP1-Converterが出力するログを参照して、失敗の原因を取り除いてください。