3.5.2 MediatorのConsensusLogの永続ボリュームマウント用ディレクトリの作成(NFSストレージとする場合)
MediatorのConsensusLogのマウント用ディレクトリをNFSストレージとする場合は、次の作業を実施してください。
Mediatorが存在する各ワーカーノードでアクセスできるNFSに、MediatorのConsensusLogの永続ボリュームマウント用ディレクトリを次の要領で作成してください。
- MediatorのConsensusLogの永続ボリュームマウント用ディレクトリの作成要領
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ディレクトリのグループにGID「0」(root)を設定してください。
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ディレクトリのパーミッションにグループの書き込み権限を付与してください。
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ディレクトリ名に制限はありません。
なお、「3.6.2 MediatorのConsensusLogの永続ボリュームおよびストレージクラスのKubernetesマニフェストの作成」の例では、ディレクトリ名を「/mediator-consensus-log-volume」としています。
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GID「0」(root)で書き込みできる状態で、NFSでディレクトリを公開してください。
ボリュームマウント用ディレクトリ内に、すべてのMediatorのConsensusLogファイルが格納されます。
1つのNFSサーバ上に、すべてのMediatorのConsensusLogファイルを配置する場合、NFSサーバが単一障害点となるため、必要な稼働率を確保する必要があります。
パブリッククラウドのサービス(Azure Blob Storage、Amazon EFSなど)を利用した冗長化を推奨します。パブリッククラウドのサービスを利用しない場合は、システムごとに独自にNFSサーバを冗長化することを検討してください。