Hitachi

Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


3.5.2 MediatorのConsensusLogの永続ボリュームマウント用ディレクトリの作成(NFSストレージとする場合)

MediatorのConsensusLogのマウント用ディレクトリをNFSストレージとする場合は、次の作業を実施してください。

Mediatorが存在する各ワーカーノードでアクセスできるNFSに、MediatorのConsensusLogの永続ボリュームマウント用ディレクトリを次の要領で作成してください。

MediatorのConsensusLogの永続ボリュームマウント用ディレクトリの作成要領

ボリュームマウント用ディレクトリ内に、すべてのMediatorのConsensusLogファイルが格納されます。

1つのNFSサーバ上に、すべてのMediatorのConsensusLogファイルを配置する場合、NFSサーバが単一障害点となるため、必要な稼働率を確保する必要があります。

パブリッククラウドのサービス(Azure Blob Storage、Amazon EFSなど)を利用した冗長化を推奨します。パブリッククラウドのサービスを利用しない場合は、システムごとに独自にNFSサーバを冗長化することを検討してください。