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Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


3.2.3 ライブラリのセットアップ(通常版限定)

〈この項の構成〉

(1) HMP-PCTOライブラリ

HMP-PCTOの提供媒体のHMP-PCTOライブラリ格納フォルダを、アプリケーション開発環境のローカルMavenリポジトリにコピーします。

これはデフォルトのローカルMavenリポジトリです。デフォルトからパスを変更している場合は、変更先のローカルMavenリポジトリをコピー先としてください。

build.gradleには、Mavenローカルリポジトリを参照するための記述を追加してください。

コーディング例
repositories {
    mavenLocal()
    mavenCentral()
}

HMP-PCTOライブラリを格納するMavenリポジトリとして、ローカルMavenリポジトリ以外の任意のMavenリポジトリを利用することもできます。

(2) 依存ライブラリ

HMP-PCTOが依存するライブラリのうちHMP-ADIFおよびTP1/Client/Jのライブラリ以外は、HMP-PCTOライブラリを組み込むとGradleがダウンロードします。ダウンロードはインターネット接続環境で行う必要があります。もし、インターネット接続のない閉塞環境で開発を行う場合は、一度インターネット接続環境でそれらのダウンロードを実行したあと、ダウンロード先であるローカルMavenリポジトリおよびGradleキャッシュを、フォルダごと閉塞環境の同じ場所にコピーしてください。

HMP-ADIFと連携する場合は、HMP-ADIFのライブラリのセットアップが必要です。HMP-ADIFのライブラリのセットアップ方法は、HMP-ADIFの取扱説明書を参照してください。

また、TP1連携機能を使用する場合は、TP1/Client/Jのインストールが必要です。TP1/Client/Jのインストール方法は、マニュアル「OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/J編」を参照してください。