1.3.3 TP1-Bridgeを使用する場合の最小機器構成(通常版かつTP1-Bridge限定)
TP1-Bridgeを使用する場合の最小機器構成について説明します。
各MediatorのPodは可用性を確保するため、別々のKubernetesワーカーノードに配置し、物理的にも別のマシンとする必要があります。
補助合意用のEADSクラスタ内のEADSサーバのPodは可用性を確保するため、別々のKubernetesワーカーノードに配置し、物理的にも別のマシンとする必要があります。
MediatorのPodとEADSサーバのPodは、同一のワーカーノードにも配置できます。
Mediatorの最小個数は分散合意方式によって異なります。
なお、各MediatorのPodと、補助合意用のEADSクラスタ内のPod(EADSサーバのPodを除く)は、任意にKubernetesワーカーノードに配置できます(HMP-PCTOでは規定しません)。
OpenTP1は、Kubernetesクラスタ外に配置してください。
各KubernetesアプリケーションをデプロイするNamespaceの名称および数は任意とします。
-
ThreeQuarters合意方式での最小機器構成
TP1-Bridgeを使用する場合の、ThreeQuarters合意方式での最小機器構成を次の図に示します。
図1‒10 TP1-Bridgeを使用する場合の最小機器構成(ThreeQuarters合意方式) -
PrivilegedValue合意方式での最小機器構成
TP1-Bridgeを使用する場合の、PrivilegedValue合意方式での最小機器構成を次の図に示します。
図1‒11 TP1-Bridgeを使用する場合の最小機器構成(PrivilegedValue合意方式)