1.3.1 SQL-Participantを使用する場合の最小機器構成(SQL-Participant限定)
SQL-Participantを使用する場合の最小機器構成について説明します。
各MediatorのPodは可用性を確保するため、別々のKubernetesワーカーノードに配置し、物理的にも別のマシンとする必要があります。
Mediatorの最小個数は分散合意方式によって異なります。
DBサーバは、HMP-PCTOと同一のKubernetesクラスタ内に配置するか、またはKubernetesクラスタ外に配置するかは任意です(HMP-PCTOでは規定しません)。
各KubernetesアプリケーションをデプロイするNamespaceの名称および数は任意とします。
- 〈この項の構成〉
(1) 通常版の場合
補助合意用のEADSクラスタ内のEADSサーバのPodは可用性を確保するため、別々のKubernetesワーカーノードに配置し、物理的にも別のマシンとする必要があります。
MediatorのPodとEADSサーバのPodは、同一のワーカーノードにも配置できます。
なお、各MediatorのPodと、補助合意用のEADSクラスタ内のPod(EADSサーバのPodを除く)は、任意にKubernetesワーカーノードに配置できます(HMP-PCTOでは規定しません)。
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ThreeQuarters合意方式での最小機器構成
SQL-Participantを使用する場合の、ThreeQuarters合意方式での最小機器構成を次の図に示します。
図1‒2 SQL-Participantを使用する場合の最小機器構成(ThreeQuarters合意方式(通常版)) -
PrivilegedValue合意方式での最小機器構成
SQL-Participantを使用する場合の、PrivilegedValue合意方式での最小機器構成を次の図に示します。
図1‒3 SQL-Participantを使用する場合の最小機器構成(PrivilegedValue合意方式(通常版))
(2) トライアル版の場合
トライアル版では、EADSの代わりにMockサーバを使用します。Mockサーバの場合、コンテナは1つで可用性を考慮しないため、別ノードとする必要はありません。
HMP-PCTOではMediatorを別ノードに配置することを推奨していますが、同一ノードにも配置できます。
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ThreeQuarters合意方式での最小機器構成
SQL-Participantを使用する場合の、ThreeQuarters合意方式での最小機器構成を次の図に示します。
図1‒4 SQL-Participantを使用する場合の最小機器構成(ThreeQuarters合意方式(トライアル版)) -
PrivilegedValue合意方式での最小機器構成
SQL-Participantを使用する場合の、PrivilegedValue合意方式での最小機器構成を次の図に示します。
図1‒5 SQL-Participantを使用する場合の最小機器構成(PrivilegedValue合意方式(トライアル版))