Hitachi

Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


7.3.3 Ext-Cons(トライアル版限定)

Ext-Consのパラメタを説明します。トライアル版HMP-PCTOを使用する場合に設定します。

〈この項の構成〉

(1) Helmチャートのパラメタ

Helmチャートの各パラメタの値は設定範囲に従って設定してください。

表7‒18 Ext-ConsのHelmチャートのパラメタ

パラメタ

説明

設定範囲

デフォルト値

namespace

Ext-ConsのNamespace名を設定してください。

String

my-namespace

image

Ext-Consのコンテナイメージを設定してください。

String

なし

必ず設定してください。

imagePullSecrets

コンテナイメージをPullする際の資格情報を設定してください。

次のように指定します。

imagePullSecrets:

- name: regcred

資格情報が不要な場合は設定不要です。

List<Object>

[]

(半角左角括弧と半角右角括弧です)

imagePullPolicy

Ext-ConsのコンテナイメージをPullする際のポリシー設定をしてください。

String

IfNotPresent|Always|Never

IfNotPresent

dependencyCheck.image

3.3.4 Dependency-Checkerコンテナイメージの作成(通常版限定)」で作成したDependency-Checkerのコンテナイメージを設定してください。

String

なし

dependencyCheck.enabledにtrueを設定した場合は、必ず設定してください。

dependencyCheck.imagePullPolicy

Dependency-CheckerのコンテナイメージをPullする際のポリシー設定をしてください。

String

IfNotPresent|Always|Never

IfNotPresent

dependencyCheck.retryCount

初期化コンテナで実行するデプロイ依存関係チェックスクリプトのリトライ回数を設定してください。

Integer

0-1080

30

dependencyCheck.retryIntervalSeconds

初期化コンテナで実行するデプロイ依存関係チェックスクリプトのリトライ間隔秒数を設定してください。

Integer

0-360

10

dependencyCheck.connectTimeoutSeconds

初期化コンテナで実行するデプロイ依存関係チェックスクリプトの接続タイムアウト秒数を設定してください。

Integer

1-360

10

dependencyCheck.readTimeoutSeconds

初期化コンテナで実行するデプロイ依存関係チェックスクリプトの応答タイムアウト秒数を設定してください。

Integer

1-360

10

dependencyCheck.targets

初期化コンテナで実行するデプロイ依存関係チェックスクリプトのターゲットKubernetesオブジェクト群を設定してください。

指定方法の詳細は「5.5.1 デプロイ依存関係チェックスクリプト(dependency_check.sh)」を参照してください。

List<String>

  • - my-namespace/deployments/logstash

  • - my-namespace/deployments/jaeger-query

  • - my-namespace/deployments/jaeger-collector

  • - my-namespace/deployments/prometheus

  • - my-namespace/deployments/metricbeat

  • - my-namespace/daemonsets/filebeat

http.port

Ext-Consのhttpポート番号を設定してください。

動的ポートなどほかのポートと重ならないよう設定してください。

Integer

1024-65535

20556

timezone

Ext-Consコンテナのタイムゾーンを指定します。ユーザ責務のKubernetes アプリケーションと同じタイムゾーンに設定することを推奨します。

このパラメタに指定した値は環境変数TZユーザに設定します。

このパラメタに指定した値がタイムゾーンとして不正な文字列である場合、Ext-Consコンテナのタイムゾーンは協定世界時(UTC)となります。

String

Asia/Tokyo

java.options

Ext-ConsのJavaプロセス起動時にJava VMに渡すオプションを指定します。

半角スペース区切りで複数のオプションを指定できます。

このパラメタには「-XX:+UseG1GC」オプションを必ず含めてください。「-XX:+UseG1GC」オプションを含めなかった場合、「-XX:+UseG1GC」オプションを含めた場合と比較して、Ext-Consの実行性能およびメモリ性能が低下することがあります。

String

-XX:+UseG1GC

(凡例)−:該当しません。