7.2.3 Entity-Service/Entity-Module
Entity-Service/Entity-Moduleのパラメタについて説明します。
(1) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ
各パラメタの接頭辞は、jp.co.Hitachi.soft.hmppctoです。
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パラメタ |
説明 |
型 |
設定範囲 |
デフォルト値 |
|---|---|---|---|---|
|
client.proposer.type |
SQL-ParticipantまたはTCC-Participantの使用を設定します。 SQL:SQL-Participantを使用する TCC:TCC-Participantを使用する |
String |
SQL|TCC |
なし 必ず設定してください。 |
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branch.qualifier.list |
Orchestratorのbranch.qualifier.listと同じです。 「(1) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ」を参照してください。 |
− |
||
|
branch.qualifier.propagation-order |
Orchestratorのbranch.qualifier.propagation-orderと同じです。 「(1) jp.co.Hitachi.soft.hmppctoのパラメタ」を参照してください。 |
− |
||
|
grpc.watchtime |
SQL-Participantへの要求電文に対する応答電文の待ち時間を秒単位で指定します。0を指定した場合は、タイマ監視をしないで無限に応答を待ちます。SQL-Participantの場合だけ設定できます。 Entity-ServiceのJDBC Proxy DriverからParticipantにSQL実行のための要求電文を送信して、このタイマがタイムアウトした場合、Entity-ServiceはSQL-Participantが障害(DBアクセスに時間が掛かることなども含む)と判断してトランザクションブランチをロールバックします。 そのため、応答待ち時間はトランザクション制御には依存しないで、APのサービスとして許容できる待ち時間となります。 |
Integer |
0-65535 |
60 |
(凡例)−:該当しません。
(2) spring.datasourceのパラメタ
各パラメタの接頭辞は、spring.datasourceです。
spring.datasourceのパラメタは、SQL-ParticipantでJDBC Proxy Driverを使用する場合に設定してください。SQL-Participant、JDBC Proxy Driverを使用しない場合は設定不要です。spring.datasourceにJDBC Proxy Driverの設定をすることで、APはJDBC Proxy DriverのDataSourceを参照できます。
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パラメタ |
説明 |
型 |
|---|---|---|
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driver-class-name |
Spring FrameworkがJDBC Driverクラスを特定するパラメタです。 次のHMP-PCTOのJDBC Proxy Driverのクラス名を設定してください。 jp.co.Hitachi.soft.hmppcto.client.PctoDriver |
String |
|
type |
Spring FrameworkがDBのコネクション制御に使用するDataSourceを指定するパラメタです。 次のHMP-PCTOのJDBC Proxy Driverのクラス名を設定してください。 jp.co.Hitachi.soft.hmppcto.jdbc.client.PctoDataSource |
String |
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url |
Spring FrameworkがDBに接続するために使用するURLです。 ParticipantのHMP-PCTOがgRPCを受信するURLを設定してください。 ポート番号は、SQL-Participantのパラメタsql.app.portに設定したポート番号を設定してください。 |
String |
|
username |
Spring FrameworkがDBに接続するために使用するユーザ名を設定します。 HMP-PCTOはこの設定値を使用しないため任意の文字列を設定してください。 DBに接続するためのユーザ名はSQL-Participantで設定します。 |
String |
|
password |
Spring FrameworkがDBに接続するために使用するパスワードを設定します。 HMP-PCTOはこの設定値を使用しないため、任意の文字列を設定してください。 DBに接続するためのパスワードはSQL-Participantで設定します。 |
String |
なお、設定範囲とデフォルト値は、Spring Frameworkの仕様に依存します。
(3) spring.sqlのパラメタ
各パラメタの接頭辞は、spring.sqlです。
spring.sqlのパラメタは、SQL-ParticipantでJDBC Proxy Driverを使用する場合に設定してください。SQL-Participant、JDBC Proxy Driverを使用しない場合は設定不要です。
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パラメタ |
説明 |
型 |
|---|---|---|
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init.mode |
Spring FrameworkがSQLデータベースの初期化を行うかどうかを指定するパラメタです。 HMP-PCTOではSQLデータベースの初期化を行う必要がないため、次の値を設定してください。 never |
String |
なお、設定範囲とデフォルト値は、Spring Frameworkの仕様に依存します。