Hitachi

Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


4.3.5 SQL-Participantコンテナイメージ

次の表に示すSQL-Participantコンテナイメージの要件を満たすように作成します。

表4‒7 SQL-Participantコンテナイメージの要件

項目

要件

コンテナベースイメージ

■通常版(uCosminexus Application Runtime with Java for Spring Boot導入あり)の場合

■トライアル版の場合

前提プログラム

規定しません。

配置ファイル

次に示すファイルを配置してください。

  • ファイル:HMP-PCTOのSQL-ParticipantアプリケーションのJARファイル(sql-participant-V.R.S.jar)

    配置パス:規定しません。

    オーナー・グループ:規定しません。

    パーミッション:コンテナ実行ユーザの読み取り権限を付与してください。

  • ファイル:JDBC DriverのJARファイル(ユーザ任意のファイル名称)

    配置パス:規定しません。

    オーナー・グループ:規定しません。

    パーミッション:コンテナ実行ユーザの読み取り権限を付与してください。

  • ファイル:Hitachi Elastic Application Data Store Client for JavaのJARファイル(トライアル版の場合は不要)

    配置パス:規定しません。

    オーナー・グループ:規定しません。

    パーミッション:コンテナ実行ユーザの読み取り権限を付与してください。

  • ファイル:HMP-PCTOのトランザクションヘルスチェックスクリプト(health_check.sh)

    配置パス:規定しません。

    オーナー・グループ:規定しません。

    パーミッション:コンテナ実行ユーザの実行権限を付与してください。

  • ファイル:HMP-PCTOの未決着トランザクション待機スクリプト(wait_transactions.sh)

    配置パス:規定しません。

    オーナー・グループ:規定しません。

    パーミッション:コンテナ実行ユーザの実行権限を付与してください。

コンテナ実行ユーザ・グループ

規定しません。

コンテナ起動時カレントディレクトリ

規定しません。

コンテナ起動コマンドライン

■通常版(uCosminexus Application Runtime with Java for Spring Boot導入あり)の場合

  • コマンドを「uCosminexus Application Runtime with Java for Spring Bootのプロセスモニタ起動スクリプト(starter.sh)」とし、引数に「javaコマンド」、「環境変数HMPPCTO_JAVA_OPTIONSの値」、「HMP-PCTOのSQL-ParticipantアプリケーションのJARファイル(sql-participant-V.R.S.jar)」を指定してください。

■通常版(uCosminexus Application Runtime with Java for Spring Boot導入なし)、トライアル版の場合

  • コマンドを「javaコマンド」とし、引数に「環境変数HMPPCTO_JAVA_OPTIONSの値」、「HMP-PCTOのSQL-ParticipantアプリケーションのJARファイル(sql-participant-V.R.S.jar)」を指定してください。

公開ポート

規定しません(HMP-PCTOで必要な公開ポートはKubernetesマニフェストで設定します)。

環境変数

次に示す環境変数を配置してください。

  • 環境変数名:LOADER_PATH

    設定値:Hitachi Elastic Application Data Store Client for JavaのJARファイルを配置したパス

ボリューム

規定しません(HMP-PCTOで必要なボリュームはKubernetesマニフェストで設定します)。

コンテナ終了シグナル

規定しません。

コンテナヘルスチェック

規定しません(HMP-PCTOで必要なヘルスチェックはKubernetesマニフェストで設定します)。

注 V.R.Sには、バージョンを設定します。