3.3.2 事前準備(通常版限定)
コンテナイメージを登録するためのコンテナレジストリ、およびコンテナイメージをビルドするためのDockerなどのコンテナエンジンをインストールしたコンテナイメージビルド環境を用意してください。
また、以降に示すContainerfileの記述例、およびHMP-PCTOが提供するContainerfileのテンプレートは、次のすべての設定が完了していることを前提としています。
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ホストはRHELを想定※
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コンテナ内のインターネット接続
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プロキシ設定
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RPMリポジトリ設定
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コンテナレジストリ設定
- 注※
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ベースイメージにUBIを使用するとき、ホストRHELのサブスクリプション情報を共有されることで、UBIコンテナ内からRHELのリポジトリが利用できるようになります。なお、RHELのバージョンはUBIと一致している必要はありません。
これらの設定が完了している場合は、コンテナベースイメージのプル、およびコンテナ内でdnfコマンドなどによるRPMパッケージのオンラインインストールができます。設定が完了していない場合は、先に設定を完了させてください。または、Containerfileを作成する際にdnfコマンドなどによるインストールの設定を組み込んでください。
インターネット接続のない閉塞環境の場合は、ローカルのリポジトリ・レジストリなどを使用したり、一度インターネット接続環境でダウンロードした資材をコンテナイメージビルド環境にコピーしたりするなどの方法で対応してください。