1.5　HMP-PCTOのアプリケーション開発からシステム運用までの流れ

HMP-PCTOのKubernetesアプリケーションの開発を含む運用は次の流れで実施します。

Kubernetesアプリケーションをデプロイする
- ユーザ責務のKubernetesアプリケーションを開発する場合（2.　ユーザ責務のKubernetesアプリケーション開発）
  
  HMP-PCTOの業務ロジックを担うKubernetesアプリケーションを開発し、コンテナイメージを作成して任意の方法でデプロイします。
- HMP-PCTOのコントロールプレーンおよびRASのKubernetesアプリケーションをデプロイする場合（3.　HMP-PCTOのコントロールプレーンおよびRASのKubernetesアプリケーションのデプロイ）
  
  HMP-PCTOのトランザクション制御の機能を担うコントロールプレーンのKubernetesアプリケーション、およびシステム運用に必要な機能を担うKubernetesアプリケーションをデプロイします。
  
  各Kubernetesアプリケーションは、コンテナイメージを作成し、Kubernetesマニフェストを作成、またはHelmチャートをカスタマイズしてデプロイします。
HMP-PCTOを適用したシステムを運用する（9.　システム運用に必要となる機能）

システムの運用を開始します。通信障害、連携製品の障害などを検知し原因を調査するために、必要な情報を取得します。

実施する内容に応じて、次の図で示す「必ず読む章」をお読みください。また、API、パラメタ、メッセージなどのリファレンス情報が必要な際に「必要に応じて読む章」で示す個所を参照してください。

図1‒10　HMP-PCTOのアプリケーション開発からシステム運用までの流れ