Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド
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4.3 クラスタ環境で運用する場合の注意事項
クラスタ環境で運用する場合の注意事項は次のとおりです。
- クラスタを構成するすべてのノードは,同じディスク構成にして,Hitachi Command Suite製品のインストール先(ドライブ文字やパス名など)も同じにする必要があります。
- クラスタ環境でのインストール後にHitachi Command Suite製品の設定を変更する場合には,すべてのノードで同一の設定を実施してください。
- Global Link Managerは,次に示すストレージシステムのSVPプログラムと同一のホストにインストールして運用できます。ただし,その場合のSVPプログラムはクラスタ構成をサポートしていないため,Global Link Managerも非クラスタ構成で構築してください。
- HiRDBが使用するポート番号をデフォルト(22032/tcp)以外の番号に変更して運用する場合は,実行系ノードおよび待機系ノードで同じポート番号を設定する必要があります。
- ほかのHitachi Command Suite製品をクラスタ構成で運用するための設定をしている場合は,それらの作業が完了してからGlobal Link Managerのインストール作業を開始してください。
- ここでは,クラスタ化するサービスの集まり(サービスのフェールオーバーの単位)をリソースグループと呼びます。
- Global Link Managerを含む,Hitachi Command Suite製品にアクセスするためのネットワーク名(論理ホスト名)とIPアドレス(クラスタ管理IPアドレス)は,クライアントアクセスポイントとしてリソースグループに登録してください。IPアドレスとして登録している場合は,クライアントアクセスポイントとして登録し直してください。このマニュアルでは,クライアントアクセスポイントとして登録したクラスタ管理IPアドレスのネットワーク名を論理ホスト名と呼びます。
- 次の文字はリソースグループ名に使用できません。次の文字を使用している場合には,次の文字を含まないリソースグループ名に変更してください。
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- クラスタ管理アプリケーションへアクセスするには,Administrator権限を持つドメインユーザーでログインする必要があります。
- インストール前に,次の設定になっていることを確認してください。
- クラスタソフトウェアにリソースグループを作成している。
- リソースグループに実行系ノードと待機系ノードが登録されている。
- クラスタ管理IPアドレスと共有ディスクがオンラインになっている。
- Global Link Managerのインストールフォルダは,実行系ノードおよび待機系ノードで同じフォルダ構成にしてください。
- Global Link Managerのデータベース格納先は,共有ディスクを指定してください。
- 待機系のインストールが完了するまで,次のコマンドは実行しないでください。
- Hitachi Command Suite共通コンポーネントのhcmds64dbclustersetupコマンド
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