Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド

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3.5.4 Global Link Managerのデータベースのパスワードの変更

Global Link Managerがデータベースにアクセスする際の認証パスワードを変更できます。

データベースのパスワードを変更する場合,hcmds64dbuserコマンドを使用します。

hcmds64dbuserコマンドの書式は次のとおりです。

コマンドの書式
hcmds64dbuser /type {GlobalLinkAvailabilityManager | HGLAM} {/newpass <パスワード> | /default}
 

コマンドは次の場所に格納されています。

Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\bin\hcmds64dbuser
オプションの説明

表3-6 hcmds64dbuserコマンドのオプション

オプション 説明
/newpass パスワード Global Link Managerがデータベースにアクセスする際の認証パスワードを指定します。このオプションで指定した値が認証パスワードになります。
このオプションを省略した場合,対話式の応答でパスワードを入力できます。
指定できる値:28バイト以内の次の文字列
先頭に指定できる文字:A~Z,a~z,'\','@','#'
先頭以外に指定できる文字:A~Z,a~z,0-9,'\','@','#'
/default 認証情報の設定を初期値に戻します(HiRDBおよびHitachi Command Suite共通コンポーネントのリソース)。
クラスタ構成化やデータベースのバックアップのリストアなどをする場合に指定すると,認証情報の設定が初期値に戻ることで認証情報の再設定が不要となり,操作が簡略化できます。

注意事項
hcmds64dbuserコマンドは,Hitachi Command Suite共通コンポーネントが稼働中でも実行できます。