6.2.1 LDEVラベルを表示させる手順

LDEVラベルを表示させるには，次の手順で設定します。

1. LDEVラベルの表示に関するプロパティファイル（server.properties）を 設定します。
   次のプロパティを設定します。
   
   • server.hdvm.ldevlabel.acquisition.enable
     このプロパティを有効にすることで，LDEVラベルを表示できます。デフォルトでは無効になっています。
     
   • server.hdvm.http.ipaddr
     LDEVラベルの情報取得元となるDevice Managerサーバを指定します。このプロパティは，SSL通信が未設定のDevice Managerサーバを対象とします。
     
   • server.hdvm.https.ipaddr
     LDEVラベルの情報取得元となるDevice Managerサーバを指定します。このプロパティは，SSL通信が設定済みのDevice Managerサーバを対象とします。Device ManagerとのSSL通信については，「5.4 サーバとDevice Manager間のセキュリティ設定」，および「5.5 SSLクライアントの構築」も合わせて参照してください。
     
   • server.hdvm.polling.time
     LDEVラベルを取得する時間を指定します。
     Global Link Manager GUI上でLDEVラベルの項目を表示または更新したタイミングでLDEVラベルを取得する方法以外に，このプロパティで指定し た時間に自動的に取得することもできます。自動的にLDEVラベルを取得 した場合は，監査ログにLDEVラベル取得についての情報は出力されません。監査ログに出力される内容については，「3.12.1 Global Link Managerで監査ログに出力する種別と監査事象」を参照してください。各プロパティの指定方法については，「3.5.1 Global Link Managerサーバの設定の変更」を参照してください。
     
2. Global Link Managerを起動します。
   Global Link Managerの起動方法については，「3.2.1 Global Link Managerの起動」を参照してください。
   
3. LDEVラベルの情報取得元のDevice Managerサーバを起動します。
   Device Managerサーバの起動方法については，マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。
   
4. Device Managerサーバ上に，Global Link Managerが使用するユーザーを登録します。
   登録する内容については，「6.2.2 Global Link Managerが使用するアカウントの登録」を参照してください。
   
5. ホストのHDLMをGlobal Link Managerで管理対象にします。
   目的のホストが管理対象になっていない場合は，マニュアル「Hitachi Global Link Manager ユーザーズガイド」を参照し，ホストを追加してください。
   
6. Global Link Managerでホスト情報の更新をします。
   ホスト情報の更新については，マニュアル「Hitachi Global Link Manager ユーザーズガイド」を参照してください。